この日のポイントレースは久々に燃料にも気を配る
プチ耐久レースな一戦となりました。
私はいずれのレースでもピットに入らず持久走行で
どっちも5位。運も味方して淡々と走り切りました。
ネイションズカップ
2019 シリーズ ステージ1 ラウンド5(20:00)
ブランズハッチ GPサーキット 11:30 快晴
Gr.3 15周 燃料 4倍 タイヤ 10倍 RM/RH
ゼッケン1 予選4位 決勝5位 1516点 クリーンレース
ブランズハッチはマージンを持って走りたい私には
苦手コースで、いつも後方スタートで自滅した人だけ抜いて終わり、
というレースになります。しかし本日はゼッケン1( ゚Д゚)
本当は移籍したマニュファクチャラーで使う予定だった
TOYOT∀のPなんとか(通称:ターンエース=プジョーRCZ)
で参加。だって使ってみたかったんだもんw
予選はインラップでスピンするアホなことやらかしましたが
なぜか4位で面目を保ちました^^;
戦略的には、全力だと燃料が20%ほど足りず、ピットのロスは
13秒+給油時間ぐらい。私は抜く技量が無くて譲る方がマシだし、
おそらくノーピットが多いだろうと予想。
フロントにハードとミディアムのどちらを選ぶかもポイントですが、
私とRCZの組み合わせでは、ロングランでは終盤にわずかに
ハードの方が速い一方、前後バランスの関係で段々と
後ろが弱くなってルース方向になって行きリスクも増加しました。
というわけで、前後ミディアムで序盤のペースを維持しつつ、
終盤はタイトな車を我慢する方向で決定。
あまり知らない方が多いので展開が読めずにいつも以上に
慎重に入ったところ、後ろにいたRS01のニャンパスさんが
妙に速いのでお先にどうぞ^^;
実は正体が知り合いのアンパンマンの別アカウントだったとは
後日知ることになりますw
後続がピットに入ったらガッツリ空間ができて前後とも
誰もいなくなる好都合で4位走行、1ピット組トップだった
台湾のGT_Only_Youさんもなかなか追いついて来ず。
結局来たのは最終周で譲って5位で終了。この方、一度
自滅したのが痛かったようでしたが、良いレースをしていました。
最近の2スペック制&鬼消耗では、ピットに入った速い人が
かなり強引に飛び込んで接触事故が起こるケースも多いようですが、
そういうこともなく、しかも自滅して焦りもありそうなのに、
きちんと相手を尊重して自己中心的になっていないように思えました。
いくら自分のペースが速いからと言って、マナー無視して
遅い人のインにねじ込んでいいなどということはないので、
これを読んでいる皆さん、はたいてい分かっている方でしょうが、
履き違えないでほしい部分です。

マニュファクチャラーシリーズ
2019 エキシビションシリーズ シーズン2 ラウンド5(21:00)
カタロニア・サーキット・グランプリレイアウト 10:30 快晴
Gr.4 11周 燃料 6倍 タイヤ 13倍 RM/RH
ゼッケン2 予選9位 決勝5位 1524点 クリーンレース
マニュファクチャラーはネイションズよりもさらに
燃料の消費が大きく、普通に走ると40%近く燃料が足りません。
これほどの倍率のレース、現在公表されているこの
3~4月のレースでは実はカタロニアのレースだけ
(1つはネイションズ開幕戦のGr.2レース)です。
GT SPORTのピットは、ピットを車両が制限速度で走行せず、
入った瞬間にピット専用の画面演出に切り替わるため、
ロスは実際のコース形状やピットの長さと無関係に、ほとんど
『車両がピットに入った何秒後にボックスに入るよう演出されているか』
で決定されます。
これは、周回数が限られる中でピット戦略の要素をもたせるためには、
実際のレースのような長いロスでは長すぎて成立しないから、
というのが理由の一つであろうと想像されます。
(なお、カスタムレースやフリープラクティスではこれは
意図的に『ほぼピットイン直後に車が来る』設定にされており、
ロビー以外ではレースと同じ条件のロスを計算することができません)
で、カタロニアはなぜかこれが(おそらく)現在のコースで
最大の長さとなっており、このレースではロスが22秒+給油時間程度、
とかなり実際のレースに近い数値になっています。
おそらく、燃料セーブによるペースの抑え込みをしないと
ノーピットが有利すぎるのでこういうレース設定なんでしょう。
なぜピットロスをここだけ長くしたのかは謎ですが。
燃費レースやる用コースにしたかったのかな?^^;
燃費の悪い車はペースが悪すぎて1ピットやむなし、という
内容ですが、86は比較的省エネっぽい
(水平対向エンジンの燃費が良いとは思えないし燃料タンク容量も
小さい気がするんだが・・・)し、タイヤも耐えれるので
計算上ノーピット有利。それに、出てないですがGr.2のレースも
ノーピット優勢だったそうなので、きっとそれに倣う人が
多いだろうし、ロス多すぎて直線の遅い86では下げた順位を
戻すのは相当難儀しそうです。
予選は1アタック目が今一つだった上に、2アタック目で
思いっきりミスって途中でアタック終了、9位。
練習のタイムから考えると5位前後にはいれたのでかなり
もったいない結果です。
レースは後ろの2台がギョーザさんのシロッコ、
パトランプさんのランサー、ということで1ピットの可能性大。
来たら譲る戦略で行きます。
前方はノーピットっぽい雰囲気の車もたくさんいそうでした。
キムジュンさんのRC Fも1ピットっぽい直線の速さだったので
こちらも譲ったら、タイヤがもう無いらしくコーナーで
ものすごく苦しそうでした。レース後謝られました^^;
この間に前方と離れてしまい、後方も大きな差になってまたしても
一人ぼっちの耐久レース、ていうかロビー練習と変わらんw
そんな中Shoo85さんのSLSが苦しそうで落ちてきました。
普段なら大抵ミスるまで抜かないんですが、かなりコーナーで
苦しそうでさすがにペースが悪化するので、抑え気味だった
燃料をここで一発だけ使って抜いてしまえ!と勝負。。。
したらフルパワーでも並べないSLS( ゚Д゚)
後ろでちょろちょろしていたせいか結果的にミスを誘うことになり、
ターン3~4で外から抜くことができました。
抜けてなかったらもうしかけるだけの余力無かったです。
ドバドバ1ピット組に抜かれることを考えていましたが、
その中のトップ、nobさんのコルベットが後ろに来たのは10周を
迎えるころのこと。圧倒的に速いものの、差が大きいので
「あ、案外数台に抜かれるだけですむかも?」とか思い出します。
そして最終周「あ、この周燃料使いすぎた(。∀°)」
ターゲットは9%/周でしたが1%オーバーしてしまい、
最終周に8%しか使えません。
ややケチりつつ最終周を走行、迫るnobさん。無自覚に使いすぎた
1%を取り返すだけなので、ちょっとケチれば行けるだろう、
と思いつつ走り、最終区間までなおもnobさんが来ず、
そして、、、ヤバい!とうとう表示が0%になった!!!!
この表示は小数点以下が切り捨てなので、0と書いてあっても
0.9からまだ先があるわけですが、それにしても足りねえええ!
と最後はガス欠事故を避けるため右端によって祈りつつ
超ショートシフトでチェッカー・・・足りた、そして
抜かれなかった・・・いやあ、燃料で焦ったの久しぶりです。
今回は久々の燃費レースで、上手く行ったので楽しめました、
ハラハラしましたが。
ゆる耐をなんどかやったせいもあってか、狙ったターゲットを
どう達成するか、練習で見つけるのも、レースで守るのも
比較的スムーズに行ったのでjunさんには感謝です。
最後に逸脱しましたけど。
ただ、マニュファクチャラーは86という車両に多分に
助けられて結果で、これをコルベットやバイパーやメガーヌで
できたかといえば無理だったと思います。
個人的には、Gr.4レースは4倍/4倍、とか、多少ケアは必要だけど
誰でもピットには入らずレースできるスプリント指向にするか、
タイヤのレースと燃料のレースを振り分けるか、
もういっそ全部1倍か、やり方に変化を付けて、色んな車が
活躍できる土台を整えるべきだなと思います。
