お客様は以下の行動規範を厳守し、分別を持った常識的な行動をしなければなりません。
マナーを守り、他のプレーヤーの権利も尊重してください。
禁止されている違反行為は以下の項目を含みますが、この限りではありません:
他のプレーヤー、コンテンツ・サービスの提供者に対する暴言、脅迫、嫌がらせ行為。
他のプレーヤーのゲームプレイを妨害する行為
(必要部分のみ抜粋)
はっきりと「他のプレイヤーの邪魔をするな」と書いてあります。
大抵のオンラインサービスの規約には同様のことが明記されています。
荒らしの主張に正当性など無いので、もしそういう輩を見かけても
一切話を聞く必要はありません。
さらに厳密な話をすると、荒らしはこうした規約が存在するにも
かかわらず故意にゲームの進行を妨害、それによって企業側に
削除や苦情対応、システム改修などの損害を与えているため、
業務妨害罪や軽犯罪法に抵触している可能性があります。
「荒らしを禁止しする法律なんてない」とか思っているなら間違いです。
グランツーリスモでは悪質プレイヤーに対する通報ボタンが
途中から導入されてはいますが、十分に機能しているとは言い難い状況。
2018の本シーズンにおいては、明らかにトッププレーヤーを
予選で妨害する意図しか持っていない悪質なプレイヤーが現れ、
数レースに渡って同じ行為を繰り返しました。
国際自動車連盟公認の公式戦と謳うゲームにおいてあるまじき行為、
メーカーにとっても恥ずべき事態です。
さらには他のプレーヤーへの暴言やデイリーレースでの妨害も常習。
どうやらこのアカウントはGTサーバーへのアクセスを停止されたようですが、
噂ではすぐに別のアカウントを作成したとの話。
PSNの利用規約では、規約違反と認められた場合には
マスターアカウントを含めたすべてのアカウントの削除や停止が
できると規定されています。
グランツーリスモのオンライン対戦はPS+への加入が必須ですから、
マスターアカウントを削除してしまえば、いくら別のアカウントを
作成してもPS+の加入アカウントそのものが消滅しているため
再加入が必要になり、荒らしのハードルは大きく上がります。
しかし現実には、個別アカウントの、それもアカウント削除ではなく
当該アカウントをGTサーバーへ接続できなくする、という措置が
取られているだけのようで、別アカウントを作ればいくらでも
繰り返すことが可能になっています。
GTサーバーお断りがポリフォニーデジタルの管轄であるのに対し、
マスターアカウント削除はソニー・インタラクティブエンタテインメントの
管轄であるため、ポリフォの一存で削除できない、という問題が
背景の1つであることが推察されますが、SIEにはこうした非常識な
人間への厳正な対処を願いたいところです。
なお、こうした荒らしの中には、別アカウントを作成しても
あえて前回と似たような意味合いや文字列を残す人がいます。
こうした人は自己顕示欲の強いタイプの荒らしと推認することができ、
自分の名前が挙げられて騒がれること自体を面白がっている可能性も
あるため、ニュースフィードでの荒らし情報拡散要求は
逆効果の恐れもあります。
また、晒し系投稿は違反報告が通りやすいため自分がアカウント凍結措置を
受けるリスクもあり注意が必要です。
とりあえずこの手の人間は「相手をしないこと」が一番です。
レース中邪魔ですが、とりあえずそのレースは我慢しておきましょう。
うっかり絡むと向こうが我が意を得たりとチャットで暴言を吐いてきます。
いかにも気付いてませんよというフリをしておいて、通報だけ
してください。
また、どうも通報よりも個人的にはSIEのサイトの問い合わせの方が
効果が高いような気がしています。問い合わせは
このサイトから「PS製品関連メール」を選択します。意外と返答とか
早いので、不具合報告もこちらがおススメです。
ただしこちらは企業の社員さんが目を通すところなわけですから、
一方的に「〇〇とかいうクズがいた。さっさと対応しろボケ」
なんて書いても応対してくれるわけがありません。
丁寧な文章で、例えば
「昨日このようなことがあり、私自身はその部屋にはいなかったものの、
当該プレイヤーの配信映像にてその様子の確認を行い、相当程度
荒らしであると推認できるものでした」
「これ以外にも私の知り合いの多数のユーザーから同種の声が相次いでいます」
など、できるだけ具体的に、真剣に、客観的事実として捉えて
伝えることが大事ではないかと思います。
ちなみによく「夏休みだから荒らしが増えた」といったコメントも
見られますが、この手の人が必ず学生と決めつけるのは
安易かなと思います。いい年した大人がやってる可能性だって
じゅうぶん考えられます。
そしてもう1つ、悪質ドライバーの問題です。
ブレーキングで追突して相手をどける、直線で蛇行して進路を妨害する、
明らかに後からコーナーに入ってインにねじ込んで相手を壁にして曲がる、
こういった走り方を日常的に繰り返している人を指します。
前回も触れましたが、DRがA+のメンツの中にもそこそこ混ざっています。
彼らはペナルティーが厳しい時代には頻繁にDRもSRも低下して
結果が沈んでいましたが、軽減されるとまた浮上してきました。
ペナルティーを受けないのだから良い、受けても消化してれば問題ない、
そんな発想で遊んでいるのなら、大間違い。
既に書いたように、他のプレーヤーを尊重しないのは規約違反です。
「違法でなければ問題ない」なんて発想はそもそも一般社会でも
通用しませんね。
ロビーで仲間内でやってる分には許されていれば勝手ですが、
スポーツモードの趣旨を踏まえれば、やってはいけないことなのは
常識的に考えれば明らかです。
問題点の1つには、ポリフォ側が用意して必ず見せられる
スポーツマンシップに関する動画の内容が非常に簡潔で、
実際何を線引きにすれば良いのか具体的に示されていない、ということも
あるとは思いますが、だからといって、運営が言ってないんだから
マナーを言うやつの方が悪い、なんてのは子供じみた言い訳です。
先生に一挙手一投足全部見てもらって全部決めてもらえないと
貴方たちは何もできないんですかね。
前回も書いた通り、ポリフォ側とすれば、ある程度ユーザーの
自治によって成り立つだろうと考えたように思えます。
また、日本に総じて言えることですが、ある物事を禁止する際に
「○○しないでください、してはいけません」ではなく
「〇〇はご遠慮ください、ご配慮ください」という、禁止ではなく
依頼の形を取ってしまう、ということも挙げられます。
うろ覚えですが、実際にこうした啓発では、依頼と禁止で
行動に与える影響に差がある、という研究結果もあったと記憶しています。
「歩きながらのスマートフォンや携帯電話の操作は、線路への転落や
お客様同士の衝突など大変危険です。歩きながらの操作は
控えてくださるようご協力をお願いします。」
なんて言い回しをしますけど、なぜ「禁止です。絶対にやめてください」
と言えないんでしょうか?
こういう中途半端な依頼をすると必ず
「いや、俺ちゃんと控えて使ってるから」という自己弁護が
必ず飛び出すと思われます。
少し脱線しましたが、たぶん力量もまちまちのゲームで
一律な基準を設けると、それはそれで敷居が高いと敬遠される、
優先権があったの無かったのを数cmの差でもめる、などの
問題が起きるため、明確にしたくないというところもあるんでしょう。
しかし「できるかできないか」と「やろうとするかしないか」は
全くの別問題であり、最終的に目指す形としての指針を示すぐらいは
しても問題はないはずです。
このあたり、今からでも運営はきちんと例を作り、今一度全ユーザーに
視聴を義務化しても良いと思います。
そうすれば私の啓発活動なんて不要になるでしょう。
実際問題として、明らかに相手のことを尊重していない、
というタイプだけでなく、そういう考えがあることを知らない、
直線で妨害するのはテクニック、普通のことだと思っている、
という人もある程度いるはずです。
確かに最初の動画でも蛇行運転は禁止とされており、直線妨害は
幅寄せや蛇行と全く変わらない行為、マラソンで他の選手の
服を掴んで倒しているような悪質行為なんですが、それが
伝わっていないと思います。
運営の拙さという面はもちろんあるのでハード側での対処も
もちろん必要だと思いますが、この問題は基本はユーザー側です。
一般常識すら守るつもりの無い人は、スポーツモードには
参加してはいけませんし、ゲームに限らず他のオンラインサービスでも、
中傷や差別や暴言を日常的に行っている、あるいはエスカレートして
今後起こすことが十分考えられますので、できればネット自体を
一度やめて、きちんと常識を学んで来ることを勧めます。
と、とりあえず長々と書きましたこの話題は一旦ここまで。
またネタが溜まったり、重大な何かが起こった際には
ここに書くこともあるでしょう。
採用するかは分かりませんが、こういうことを書いてほしい、
というような意見も書き込んでいただければ検討致します。
それでは。