ベッテルがフェラーリとしては10年ぶりのブラジル優勝
前戦メキシコでセバスチャン ベッテルの5度目のワールド タイトルは潰えました。
しかし彼はブラジルで素晴らしい形で応え、フェラーリと自身にとって
記録的に意義深い勝利を挙げました。
・土曜日はメルセデスにポールを奪われましたが、日曜日はフェラーリのものに、
セバスチャン ベッテルが1位でキミ ライコネンが3位、今季5度目の
ダブル表彰台を記録しました。
・さらに跳ね馬について、彼らがブラジルで勝つのはフェリペ マッサの印象的な
チャンピオンニア-ミスがあった2008年以来10年ぶりです。それ以来、
インテルラゴスではレッド ブル、マクラーレン、メルセデスのみが勝っていました。
・ブラジルでの自身3勝目により、ベッテルは7戦前の7月のハンガリーから
続いていた連続未勝利記録を止めました。彼はこれで2017年に5勝-
ルイス ハミルトンより4つ少ない-事実上ドライバー選手権2位を確保し、
バルテリ ボッタスに対して21点差で最終戦アブダビを迎えます。
・ベッテルの勝利―通算47勝目-はドイツ人にとってブラジルでの9勝目、
母国ブラジル人ドライバーに並ぶ数字です。他にこれ以上の勝利を挙げている
国はありません。
・またベッテルは母国の2人の英雄-アイルトン セナとフェリペ マッサ-を
ブラジルでのラップ リード周回数で抜きました。ベッテル(225周)よりも
多くトップを走行しているのは、ミハエル シューマッハー(236周)と
アラン プロスト(235周)だけです。
・通算のラップリード記録でも、ベッテルは順位を上げ、セナを抜いて(またもや!)
2990周で歴代3位になりました。シューマッハー(5111周)とルイス ハミルトン
(3514周)が上にいます。
・ライコネンは2013年以来勝っていませんが、同じ年に記録した連続記録には
到達しました。インテルラゴスでの3位により、彼は3戦連続の表彰台-
2013年のロータス時代に中国、バーレーン、スペインで記録して以来のことです。
・自身3度目のポール ポジションから2回目ですが、ボッタスは1番グリッドを
勝利につなげることができませんでした-しかし自身初のブラジルでの表彰台です。
ハミルトンは2戦連続今季7度目となる表彰台圏外-これでボッタスとベッテルは
ハミルトンと同じ表彰台数-12回です。
・ベッテルは、ちなみにですが、F1での通算表彰台回数で100の大台にあと2つ-
シューマッハー、ハミルトン、プロストだけが過去に達成しています。
・ハミルトンは表彰台を逃しましたが、素晴らしいドライビングで
ピット レーンから4位でフィニッシュする特筆すべき活躍。16順位を上げたのは
インテルラゴスでは最多タイで、1992年に片山 右京(25位から9位)と
ジャンニ モルビデリ(23位から7位)と並びました。
・またハミルトンはピットからスタートしてレースをリードした...ハミルトン以来の
ドライバーです。彼は2014年のハンガリーで同じことをしています。
・ハンガリーと言えば、7月のハンガロリンク以来初めてレッドブルのドライバーが
双方ともトップ4にいませんでした。
・母国での最終戦、マッサは今季2番目に良い成績-そしてここ16戦では最上位-
の7位でした。選手権ポイント6点を獲得し、マッサは新人のチーム メイト・
ランス ストロールを再びドライバー選手権で逆転、これはとても重要で、
マッサは2008年以来一度もシーズンでチームメイトより多くのポイントを
獲ったことがありません(2009年はシーズンの半分を欠場しましたが)
・マッサの背後でフィニッシュしたフェルナンド アロンソは、こちらも
2戦連続今季まだ4度目の入賞により若きチームメイトを選手権で逆転しました。
・連続入賞に関しては、ハミルトンは24戦連続入賞で、シューマッハーと並んで
歴代2位となりライコネンの最多記録にあと3となりました。
・メルセデスのチームメイトのボッタスはハミルトンより10少ない14、
9位でフィニッシュしたセルジオ ペレスも記録を7に伸ばしています。
・しかしペレスが達成した一方、チームメイトのエステバン オコンの
デビューから27戦連続完走という驚くべき記録は幕を閉じ、全記録保持者の
マックス チルトンと同じように1周目のクラッシュで散りました。
これでオコンは今季2度目の入賞圏外-しかしすごいことに変わりありません。
・対称的に、ニコ ヒュルケンベルグは自身初めての3戦連続リタイアでブラジルを
迎えていました。しかし彼は10位で最後の選手権ポイントを獲得-
ベルギー以来の入賞です。
・チームとドライバーは次戦、そして最終戦のアブダビへ。現在
コンストラクターズ選手権で495点のフェラーリは、ヤス マリーナであと3点
獲得すると、コンストラクターズ選手権2位としては2011年のマクラーレンを
上回って史上最多となります。これは彼らが望んだ結果ではないでしょうが、
一定の成果と言えるでしょう。
ソース F1公式サイト
Brazil stats - Vettel win Ferrari's first in Brazil for 10 years
なんと右京さんが出てきたのがビックリでしたw