ハミルトン以外に関するデータ
・ハミルトンに話題をさらわれてしまいましたが、マックス フェルスタッペンの
2番手からの見事な勝利は特筆すべきものでした。20歳の若きオランダ人の勝利は
今季2度目-通算3度目-、そしてこれら3勝は全てF1におけるフェルスタッペン以外の
最年少勝利記録よりも若い年齢で達成されているところに価値があります。
(セバスチャン ベッテルが2008年に21歳と73日で勝利したのが次に年少の記録)
・シーズン前半での不運の後、フェルスタッペンはここ4戦でどのドライバーよりも
多くのポイントを獲得。また彼は、ダニール クビアトがレッド ブルから
悪い知らせを受けたレースでの連勝記録も継続しています...
※1勝目はクビアトとトレードされた直後、2度目はクビアトがガスリーに
シートを譲ったレース、そして今回クビアトはチームのシートを失った
・レッドブルと言えば、これでミルトン キーンズを本拠地とするチームは
今季3勝-2014年に同じく3勝して以来の数字です。
・バルテリ ボッタスはフェルスタッペンに次ぐ2位で連続入賞記録を13に更新。
これは彼にとってここ3戦で初めてで今季11度目の表彰台-ベッテルと同じ数で
ハミルトンよりは1つ少ない数です。
・また、ボッタスはこれでベッテルにドライバー選手権で15点差。もし彼が
残る2戦でもベッテルを上回れば、メルセデスはF1史上初めてとなる
4年連続のドライバー選手権1-2フィニッシュになります。
・キミ ライコネンは3位で今季6度目の表彰台-彼にとってフェラーリでは
2008年以来最多の回数です。
・フェルスタッペン同様、ライコネンもメキシコでは初表彰台、これで彼が
表彰台に乗ったサーキットは合計29-現役ドライバーでは最多で、
歴代でも最多タイです(アラン プロストと並ぶ)。キミがレースを経験しながら
表彰台に乗れていないのはアゼルバイジャンのバクー シティー サーキットと
インドのブッダ インターナショナル サーキット。参考までに、
ハミルトンは29サーキットのうち27で表彰台、ベッテルは29のうち25、
アロンソは31のうち26です。
・ライコネンのチーム メイト、土曜日には通算50度目のポール ポジションを獲得、
(フェラーリがメキシコでポールを獲るのは1970年のクレイ レガッツォーニ以来!)
ベッテルは4位に終わりました-彼はここ5戦で4度表彰台を逃しています。
・ベッテルにとってメキシコは現行カレンダーのサーキットでは唯一
表彰台に乗ったことがありません-しかしながら今季5度目、ここ4戦で3度目の
最速ラップは達成しました。
・『オコンシスタンシー』というのが話題となったフォース インディアの
エステバン オコンは自己最上位タイの5位で今季1戦を除いて
全レースで入賞を続けています。
・母国の有名人セルジオ ペレスはオコンの2つ下の7位でフィニッシュ、これで
彼は母国レースで未だにチームメイトを上回ったことがありません。
しかし彼はフォースインディアの今季15度目のダブル入賞に貢献、
これでシルバーストーンのチームはコンストラクターズ選手権4位を確定しました。
・ランス ストロールは19歳の誕生日を6位フィニッシュで自ら祝福-
彼にとってF1で2番目の好成績でウィリアムズにとっては6月のアゼルバイジャンで
ストロールが3位になって以来の最高位。これでルーキーは遥かに経験豊富な
チームメイトのフェリペ マッサに対して初めてドライバー選手権で先行しました。
・Q1で脱落はしてしまいましたが、ケビン マグヌッセンは攻めのドライビングで
8位となりハースをコンストラクターズ争いでルノーに1点差の7位に浮上。
彼にとっては今季5度目の入賞です。
・ルノーと言えば、今季2度目のダブルDNFを記録、ニコ ヒュルケンベルグは
3戦連続リタイア-彼にとっては初めてのことです。
・もう1つ象徴的なリタイアだったのはダニエル リカルドで、彼は2013年の
シンガポールと韓国で記録して以来の2戦連続です。
・今季リタイア病にとりつかれてい人には明るい話題、フェルナンド アロンソは
7戦前のハンガリー以来となる入賞。彼は現在マクラーレンのチームメイト・
ストフェル バンドーンに選手権で2点負けています。
シーズンが終わるまでに、彼らの位置は入れ替わるでしょうか?
ソース
Mexico stats - Hamilton takes Britain’s drivers' title haul to 17