ボッタスがフィンランド人史上4人目の複数勝利者に

バルテリ ボッタスはオーストリアでの勝利でフィンランド人ドライバーの
精鋭集団の仲間入りを果たしました。しかし彼だけが有名な母国のドライバーに
肩を並べたわけではありません-ダニエル リカルドは5戦連続表彰台で
こちらもオーストラリア人ドライバーの歴史の一部になりました。

※今回オーストリアとオーストラリアでちょっとややこしいです

・この日以前、わずか3人のフィンランド人ドライバーがF1で複数勝利-
 彼らは全て世界王者になっています。今ここにバルテリ ボッタスが
 ケケ ロズベルグ、ミカ ハッキネンとキミ ライコネンに加わりました。
 そしてまたボッタスは2017年の選手権争いにも名乗りをあげました・・・

※フィンランド人ドライバーで1勝だけしたドライバーは
 ヘイキ コバライネンのみ。1勝だけするとSUPER GTのチャンピオンに
 なれるのでしょうか。

・シュピールベルクでの国籍別記録の話題はこれだけではありません。
 ダニエル リカルドはオーストリアまで5戦連続の表彰台-自己最長記録で
 同胞のジャック ブラバムとアラン ジョーンズに並びました。
 そして彼はライコネン、フェルナンド アロンソ、ルイス ハミルトン、
 セバスチャン ベッテルに続いて、現役では5戦連続以上で表彰台に上がった
 5人目のドライバーです。

・ロマン グロージャンは6位フィニッシュでハースにとって2017年の最高位。
 これでハースは5戦連続入賞-そしてチーム史上2番目の好順位です。

・メルセデスにとっては良いニュースばかりではありません・・・
 オーストリアで1周もリードしなかったにもかかわらず、セバスチャン ベッテルは
 2位フィニッシュでルイス ハミルトンとの点差を20に広げました。

・このレースは2017年で初めてハミルトンとベッテルもいずれもリードしませんでした。
 ベッテルはここ2戦でわずか3周のリード-比較するとリカルドが18周、
 ハミルトンは30周、ボッタスが69周-でも不気味なことにベッテルは
 この間に選手権のリードを広げているのです。

・ところでボッタスはハミルトンとベッテルの差よりもハミルトンとの差が
 近くなりました。この両者が恐れるべきことは、ベッテルが選手権のリードを
 しながらチャンピオンになれなかったことは無いということです…

・ハミルトンにとってはオーストリアは2年連続で表彰台圏外。
 彼にとっては2013年と2014年にオーストラリアで起こって以来の出来事です。

・しかしハミルトンは手ぶらでオーストリアを後にしたわけではありません。
 彼は最速ラップを記録し、それは、ミハエル シューマッハーが2003年に
 記録したタイムを破る新記録でした。ハミルトンにとって現行のラップ レコードは初。
 現行サーキットでは11のドライバーが記録を有しており、ベッテルが最多の4、
 シューマッハーとキミ ライコネンを1つ上回っています。

・一方で、ジョリオン パーマーはまたもやポイントを逃す憂き目に遭いました。
 彼は未だに2017年の入賞の壁に当たっています-そして彼はここ4戦で
 3度目の4位なんです!モナコ、カナダ、そしてオーストリア、10位まで
 2秒差以内でチェッカーを受けています…

・2台とも完走したレースとしては今季初めてパーマーはルノーのチーム メイトの
 ニコ ヒュルケンベルグより前でフィニッシュしました。

・2017年パーマーの不運なドライバーのライバルは…マックス フェルスタッペンです。
 彼はここ3戦で3度目のリタイア-そしてここ7戦では5度目-彼は最初のコーナーで
 はじき出されました。彼の短いキャリアの中で最悪の結果です。

・フェルスタッペンの今季の消化周回数はわずか277-レギュラー ドライバー中で最少で、
 最多のベッテルとハミルトンの半分以下です。

・フェルナンド アロンソもまたフェルスタッペンがリタイアしたのと同じ
 最初のコーナーの事故の被害者に。オーストリアは彼にとって気が合いません-
 彼はこの地で3年連続リタイアです。

・マクラーレンが苦しんでいる間に、ウィリアムズはフェリペ マッサと
 ランス ストロールが9位と10位で今季初のダブル入賞をもたらしました。
 彼らはフィニッシュ順位より8つ下の位置からスタートしていました…

・次戦はシルバーストーン、ハミルトンが-過去にはジム クラークしか達成していない-
 母国での4連勝を狙います。選手権で息を吹き返すことができるでしょうか?


ソース F1公式サイト Austria stats

一部訳しにくい表現はいさぎよくスルーしましたw