ストロールが新人最年少の表彰台
前戦カナダでの初入賞に続き、ウィリアムズのルーキー・ランス ストロールは
周囲で起こる混沌とした状況を生き残り、もう1つの『初』を達成しました
・3位でランス ストロールはF1史上208人目の表彰台獲得、
カナダ人としては3人目で、ジルとジャックのビルヌーブ親子以来です。
・最後にカナダ人ドライバーが表彰台に乗ったのは16年前の
2001年ドイツGP、ジャック ビルヌーブがBARで3位に入った時まで
遡らないといけません。
・18歳と239日、ストロールはF1史上2番目に若い年齢での表彰台、
彼より唯一若いのがマックス フェルスタッペンで、ストロールより
12日若くして昨年のスペインで優勝しています。
・しかしながら、ストロールは新人としての史上最年少表彰台です-
フェルスタッペンの表彰台は参戦2年目でした。
・ストロールはウィリアムズにとって、いみじくも昨年のカナダGPで
バルテリ ボッタスが3位に入って以来の表彰台を記録しました。
・またストロールは自身初めてファン投票によるドライバー オブ ザ デイを獲得しました。
・フェルスタッペンと言えば、油圧を失ったことでここ6戦で4度目の
リタイアを喫しました。
・しかしレッド ブルのもう1台のダニエル リカルドは満面の笑みで通算5勝目を獲得、
昨年のマレーシア以来で、またこのマレーシアGPは今日のレース以前では
現行や過去の世界王者以外による優勝で無かった最後のレースでもあります。
※つまり昨年のマレーシアでリカルドが勝って以降、優勝者は必ず
元、ないしは現チャンピオンだけだった。
・リカルドの10番グリッドからの優勝というのは、2012年のバレンシアで
フェルナンド アロンソが11番グリッドから優勝して以来となる低グリッドからの
優勝です。
・リカルドはこれで4戦連続表彰台、過去3戦は全て3位フィニッシュでした。
・連続表彰台と言えば、6戦連続表彰台でシーズンの幕を開けたセバスチャン ベッテル
(とフェラーリ)はこれで2戦連続表彰台圏外、しかしベッテルは
今季初めて最速ラップを記録しています。
・バルテリ ボッタスも2戦連続表彰台-いずれも2位-を獲得。彼は
過去3戦連続で表彰台に上ったことは一度しかありません-オーストリアで
自己記録に並ぶでしょうか?
・レース中には10人のドライバーが表彰台圏内を走行、場合によっては
史上最年少の表彰台を目撃したかもしれません。
リカルド(27歳)、ボッタス(27歳)、ストロール(18歳)の年齢の合計は
F1史上8番目の若さで、2008年のイタリアGP(21歳のベッテルが
ロバート クビサとヘイッキ コバライネンを両脇に従えた)が史上最年少です。
※ベッテル21歳、クビサ23歳、コバライネン26歳で計70歳。
今回は3人で72歳。71がいっぱいあるのか??それとも訳が悪いのか???
・ルイス ハミルトンは表彰台を逃したのが今季3度目、しかし彼とライバルの
ベッテルは開幕からの連続入賞を継続しました。
・彼らの後ろでエステバン オコンは6位でフィニッシュして8戦で7度目の
入賞を記録しました。
・ケビン マグヌッセン、カルロス サインツとザウバーのパスカル ウェーレインは
それぞれ3度目、6度目、2度目の入賞で、フェルナンド アロンソは
自信とマクラーレンにとって2017年の初ポイントを9位で獲得しました。
・実際、アゼルバイジャンは今季初めてマクラーレンが2台とも
チェッカー フラッグを受け、ストフェル バンドーンが完走14台中12位でした。
・ルノーは対照的に、今季初のダブルDNF、パーマーは悲惨な週末を
わずか7周で終えてしまいヒュルケンベルグもその17周後に姿を消しました。
・ルノーは、悲しいかな、アゼルバイジャンを手ぶらで去る唯一のチーム、
9つのチームが入賞を果たしました。オーストリアではもっと多彩な場面が
見られるでしょうか?
※9チームがポイントを分け合うだけでもそうとう貴重です
ソース F1公式サイト Azerbaijan stats