ハミルトンがさらに2つの記録でセナに並ぶ

ルイス ハミルトンは、土曜日にアイルトン セナの65度のポール記録に並び、
本物のヘルメットを贈呈されて言葉を失いました。しかし、モントリオールで
セナに並んだのはこれだけではありませんでした。

・彼のヒーローであるアイルトン セナの65度のポール ポジション記録に並んだ翌日、
 ハミルトンは別の分野でも偉大な人物に肩を並べました-通算グランド スラムです。
 ハミルトンはポール、最速ラップ、全周リード、優勝の4つを同時に達成したのが
 これで今季の2度を含む通算4度目です(もう1戦は中国)

・他に4度グランド スラムを達成しているのはナイジェル マンセル、
 セバスチャン ベッテルと、ハミルトン以外で唯一イギリス人として3度
 チャンピオンに輝いた男、日曜日に78歳の誕生日を迎えたジャッキー スチュワートです。
 ジム クラーク(8回)、アルベルト アスカリとミハエル シューマッハー(ともに5回)
 だけがハミルトンより多くのグランド スラムを達成しています。

・年間の最多グランド スラムは3度(アスカリが1952年、クラークが1963年と1965年、
 マンセルが1992年)-ハミルトンにはこれらに並び、あるいは抜かすレースが
 あと13戦あります。

・日曜日の勝利はハミルトンにとって今季3勝目(ベッテルと並ぶ)、通算では56勝目で
 モントリオールでは6勝目、これでセナと並び史上3人だけの
 同一サーキットでの6勝を挙げたドライバーとなりました
 (もう1人はミハエル シューマッハー)

・セナはモナコで達成、シューマッハーはスパ-フランコルシャン、バルセロナ、
 鈴鹿(すべて6勝)、イモラ(7勝)、モントリオール(7勝)とマニ クール(8勝)で
 達成しています。

・ハミルトンは初めてのポールと優勝を記録した同じサーキットで
 10年後に再びポールからの勝利を演じました。

・一方でバルテリ ボッタスは2位に入り、メルセデスは今季初のワン-ツー。
 ボッタスはここ3年連続でモントリオールの表彰台に立っています。

・3連続表彰台と言えば、ダニエル リカルドは3位でフィニッシュし3戦連続の表彰台。
 対照的に、マックス フェルスタッペンは今季3度目のリタイアでした。

・今季初めて、セバスチャン ベッテルはトップ2圏外でなおかつ表彰台圏外での
 フィニッシュ。しかし、4位で入賞率100%は継続し、そしてファン投票による
 ドライバー オブ ザ デイを今季7戦で5度目の獲得です。

・開幕から5戦連続ダブル入賞から、モナコでは2台とも入賞圏外、
 フォース インディアはモントリオールで、セルジオ ペレスが5位(彼はまた
 15戦連続入賞がモナコで途絶えていた)でエステバン オコンが6位、
 また同じ場所に戻ってきました。

・過去5戦で4度目、ニコ ヒュルケンベルグは入賞を持ち帰りました。
 ルノーのチーム メイトのジョリオン パーマーは2戦連続で惜しくも
 入賞圏外の11位です。

・パーマーが待ち続けている間に、ランス ストロールは母国レースで9位となり
 自身初の入賞。ジルとジャックのビルヌーブ親子以来となる、カナダ人として
 史上3人目の入賞です。カナダは実に長い間ポイントから遠ざかっており-
 実際2006年のイギリスGPでBMW-ザウバーのジャック ビルヌーブが8位に
 なって以来のことです。

・18歳7ヶ月13日、ストロールはマックス フェルスタッペンに次いで史上2番目に
 若い年齢で入賞しました。

・一方で、トロ ロッソは今季初めてのダブルDNF、ダニール クビアトは54周目に
 脱落し、カルロス サインツはロマン グロージャンとフェリペ マッサとの接触で
 1周目にレースを終えました。

・グロージャンと言えば、サインツとスタート直後に絡んだにもかかわらず、
 3戦連続での入賞です。

・次戦の舞台はアゼルバイジャン、参戦ドライバーは誰も勝利を挙げていない地です。
 誰がニコ ロズベルグと並ぶバクーの栄誉を手にすることになるのでしょうか?



ソース F1公式サイト Canada stats