どうも文字数制限か何かに引っかかったっぽいので
2ページに分かれてしまいました。
前回
の続きです。


トライスター モータースポーツ Tristar Motorsports
 90年代にカップ参戦、以後はエンジン ビルダーだったが、2010年にXfSへ、そして、
 チャーターを借りて今年カップのフル参戦に復活。
72
コール ウィット Cole Whitt(25)/フランク カー Frank Kerr
 レッド ブルのドライバー発掘プログラムで準決勝まで進み、'11年に20歳で
  RBRからカップ デビュー。その後複数チームを転々とし、昨年はフル参戦
 できなかった上3度の予選落ちを経験した。新生トライスターの星となれるか。


トヨタ Toyota

ジョー ギブス レーシング Joe Gibbs RacingJGR)
 トヨタ系のワークス格チームでここ数年はカップ最強チームと言っても過言ではない。
 個性的なドライバーを束ねるオーナーは元NFLの名ヘッド コーチ・ジョー ギブス。
11
デニー ハムリン Denny Hamlin(36)/マイク ウィーラー Mike Wheeler
 2005年のデビューからJGR一筋。フル参戦11年中9年で年間順位が一桁と
 抜群の安定感を誇る。昨年は平均スタート順位が1番目で速さも一級品。
 ただし年間10度のピット速度違反も全体1位。
18
カイル ブッシュ Kyle Busch(31)/アダム スティーブンス Adam Stevens
 トヨタにカップ初優勝も初王者ももたらした'15年王者。タイヤを酷使する、秋口に
 弱い、という弱点が解消され名実ともにトップ レベル。兄カート ブッシュと
 同様、かつての悪童キャラがなりを潜め丸くなった。ただしブーイング多し。
19
ダニエル スアレス Daniel Suárez(25)/デイブ ロジャース Dave Rogers
 カール エドワーズの電撃引退で出番が回ってきた昨年XfS王者のメキシカン。
 エドワーズの後継者として、また貴重な『外国人ドライバー』としても
 注目を集め、重圧のかかるデビュー シーズンとなる。
20
マット ケンゼス Matt Kenseth(44)/ジェーソン ラトクリフ Jason Ratcliff
 昨年は平均スタート順位で6番目、ラップ リード周回数で4番目と衰えを見せない
 '03年王者。頭に血が上りやすく、それが思わぬトラブルを招くことも。
 カップ王者の最長ブランク記録は8年で、王者になればそれを大幅更新となる。

ファニチャー ロウ レーシング Furniture Row Racing(FRR)
 コロラド州デンバーに拠点を構える珍しいチーム。'13年以降急速に力を伸ばし、
 '16年からJGRと提携してトヨタ勢に。今季から2台体制に拡充した。
77
エリック ジョーンズ Erik Jones(20)/クリス ゲイル Chris Gayle
 13歳の頃にはレイト モデルで戦い、19歳でCWTS王者。様々なカテゴリーで
 年少記録を更新したJGRの次代のエース候補。結果的にJGRのシートに
 スアレスが納まったことで、同門代決が見ものとなりそうだ。
78
マーティン トゥルーエックス ジュニア Martin Truex Jr.(36)/コール パーン Cole Pearn
 '04'05XfS王者。'14年のFRR移籍時は、シートを失って流れ着いた印象
 だったが、結果的にチームと共に向上しチャンピオン有力候補に。
 恋人のシェリー ポレックスが癌の闘病中。彼女のためにもタイトルを手にしたい。

ビーケー レーシング BK Racing(BKR)
23
グレイ ゴールディング Gray Golding(19)/パトリック ドナヒュー Patrick Donahue
ジョーイ ゲイズ Joey Gase(24)
 12歳の時、カートでハービックを破った逸話の持ち主。K&Nシリーズでも複数の
 年少記録を塗り替えたいわば天才少年。デイトナ500
 『1.5マイル超の経験がない』という理由で参戦せず、代わりにゲイズが乗る。
 ゲイズもまた地方のシリーズでは年少記録を複数打ち立てている。
 デイトナ以外にも2戦に出場予定。
83
コーリー ラジョーイ Corey LaJoie(25) /未定
グレイ ゴールディング Gray Golding(19)
 チャーターの無いNo.83ではラジョーイが14戦出場予定。父は'96'97
 XfS王者のランディー ラジョーイで、5歳のころからカートを始めたレース一家。
 ただ'13年以降目立った活躍ができず、同年twitterでの不適切な発言により
 NASCARから処分を受けている。
 また、ゲイズがNo.23に乗る2戦ではゴールディングがNo.83で出場する。


シボレーとトヨタ Chevrolet&Toyota

プレミアム モータースポーツ Premium Motorsports
 昨年はシリーズで唯一シボレーとトヨタの2車種を使用。主に
 スーパースピードウェイとロードでトヨタ、それ以外はシボレーを使用していた。
15
           未定              /未定
マイケル ウォルトリップ Michael Waltrip(53)
 No.15はチャーターを保有し全戦出場とみられるが、開幕戦をウォルトリップの
 引退レースとすること以外に発表が無い。ウォルトリップはデイトナ5002勝、
 通算4勝が全てリストリクター プレート レースという珍しい経歴のベテラン。
55
リード ソレンソン Reed Sorenson(31)/リー レスリー Lee Leslie
        未定
 オープンのNo.55はデイトナ500にソレンソンが出場する以外に決まっていない。
 ただし、デリック コープがプレミアムと契約したと発表しており、1555
 いずれかで走るものとみられる。昨年もソレンソンはプレミアムから28戦に
 出場しているが、最高位は夏のデイトナの22位だった。