2016年はプレミア シリーズにNo.15 クリント ボイヤーとNo.46 マイケル アネットの
2台体制で参戦していたHScottモータースポーツが
2017年のカップ戦に参戦しないことが明らかになりました。
 オーナーのハリー スコットは声明で
「ここ数ヶ月、チームが前に進むための選択肢を模索していました。
残念ながら、2017年のチームが参戦するためのスポンサー/ドライバーの
選択肢はありませんでした」
とコメント。
 ここ2年は2台体制だった同チームですが、2016年の15号車は
翌年にスチュワート-ハース レーシングに移籍することが決まっている
ボイヤーの1年限りのつなぎのシートでした。
そしてボイヤーはシーズン終了後、詳しいことは知りませんが、
自身が持ち込んだスポンサー資金など、280万ドルの支払いを求める
訴訟をチーム側に起こし、220万ドルを支払うことで和解したそうです。

 来季の活動をしないことで、HSMは保有するチャーターも放出。
No.15のチャーターはプレミアム モータースポーツに売却、
No.46のチャーターは元々プレミアムから借りていたものなのでこちらも
返却となりました。
そしてプレミアム モータースポーツはこのうちNo.46のチャーターについて
ファニチャー ロウ レーシングのNo.77に売却すると発表。
これにより、2台体制に拡充しその2台目に乗るルーキーのエリック ジョーンズは
チャーターのある車に乗れることになりました。


 ランドン カッシルは2017年もフロント ロウ モータースポーツと契約で
合意した模様です。当初契約で合意とされていた報道はまだ非公式で
正式合意ではないようですが、来季も38号車に乗ることが確実です。


 2012年限りでNASCARのプレミア シリーズを去ったダッヂが
シリーズ復帰に向けて話し合いを加速させているようです。
フィアット クライスラー オートモービルのCEOであるセルジオ マルキオンネは、
自身がNASCARの副社長であるジム  フランスと会談したことを認め、
NASCARの復帰に関心があることを認めたそうです。


 日本メーカーとの関連性が薄いNASCARではありますが、
アトランタで行われるXfinity シリーズのレースの冠スポンサーとして、
リンナイのアメリカ法人が複数年契約で合意しました。
イベント名は『Rinnnai 250』となる見込みです。