本筋は前回の記事を読んでいただくとして
ちょっと追記です。
科学的根拠が何一つない、と書いたこの特許ですが、
どうやら1つだけそれらしい内容があり
時速100km/hでの高速走行時の燃料消費量が最大で約40%低減し、
かつ排気ガス中に含まれる2酸化炭素が最大で20%削減できたことが
実験により確認されている。
というものがありました。そりゃすげえや、で、実験方法は???
これだと方法が分からないので、装着前の走行はもんのすごいバラスト積んだり、
アクセルをすげえ雑に扱って走行し、装着後は軽くしてすげえ丁寧に
スロットル操作してても分からないんですが。
この世界では方法なんて野暮なことは聞くな、というのが常識で、
きちんと科学的に意味のある方法を採用するに決まっているから
いちいちそこまで問わないのが当然なんでしょうか?
マッキーさんハラキリさん教えて!w
あと走行中の車両の二酸化炭素排出量測定って難易度が高い気がするんだが。
しかも1998年に。そもそも2酸化炭素って。算用数字かよw
それともう1つ、検索していて出てきたこちらのサイト
自転車ファンはSEVと聞いてそのライダーさんとメーカーに
幻滅したようで、今SUPER GTでは2年連続チャンピオンが広告塔なわけで
ニスモと日産が叩かれる日が来るのか来ないのか、な感じですが、
まあそれは置いといて、私もうっかりしていたことに気づかせてくれました。
ページの真ん中あたり。
Svはそもそも放射線の強度を表す単位ではない
そうだ原発事故の後ニュースでよくやっていた、
シーベルトは放射線が生体に与える影響についての単位であって、
絶対的な放射能を表す単位はベクレルだ。
わざわざ分かりやすく人体への影響度に置き換えてくれたのか?
てことは人体に影響するのか???
100ミリシーベルトという常識的にはあり得ない
(意味が通っていない?)数字でも特許が取得できている時点で、
特許というものが科学的な妥当性によって
決められていないことがよく分かります。
それでいて訂正依頼を見事に蹴る特許庁、わざとなのか真面目なのかw