メキシコでの勝利でルイス ハミルトンは2016年の選手権争いに
しっかりととどまりました-そしてまたそれは歴代においても意義深いものでした


・彼の背後で展開されたドラマを尻目に、ルイス ハミルトンはメキシコで
 完璧でほとんどトラブルなくポールを勝利に繋げました。
 これで彼はチーム メイトのニコ ロズベルグとのタイトル争いを19点差としました-
 そして4度の世界王者アラン プロストと並ぶF1通算51勝目です。
 ハミルトンの上にいるのはただ一人-ミハエル シューマッハー、91勝です。

・またハミルトンは異なる23のサーキットで勝利-ミハエル シューマッハーが持つ
 記録に並びました。現在の開催地で、ハミルトンが未だ勝利していないのは2つ-
 バクー(1度しかレースしていない)とサンパウロ、彼の最高位は2位です。

・ところでメルセデスにとって、これで19戦17勝-自身が持つシーズン最多記録、
 2014年と2015年に記録した16を更新しました。そして記録を伸ばすレースは
 まだあと2戦あります・・・

・2台のシルバー アローの後ろでしたが、我々はマックス フェルスタッペンが
 3位でフィニッシュし、セバスチャン ベッテルが表彰台の最後の段へと
 出ていき、そして結局ダニエル リカルドにポジションが与えられるという
 珍しい場面に遭遇しました。

・この入れ替わりが選手権に大きな影響をもたらしました-直接的な結果として、
 リカルドはドライバー選手権3位を確定しました。彼は現在242点でベッテルは187-
 逆転不可能な差です。

・リカルドはレッド ブルの連続表彰台継続も促進しました-彼らはシンガポール以降、
 5戦に渡って少なくとも1人のドライバーがトップ3でフィニッシュしています。
 さらに、この間にレッド ブルはすべてのレースでフェラーリを得点で上回っています。

・ベッテルは表彰台に乗れない時間の終わりが見えていました-
 ここ11戦でわずか2度目の表彰台を楽しみました。
 ペナルティーによって彼は6月のバクー以降1度しかトップ3フィニッシュしていません-
 これは初のフル参戦だったトロ ロッソ時代の2008年以来となる不振です。

・2戦連続、ベッテルはレースの少なくとも1周をリードしました。実際彼は
 12周にわたってレースをリード-通算では2696周のリードです。
 すごいのかって?これで彼は歴代でプロストを抜き、ミハエル シューマッハー、
 アイルトン セナそしてハミルトンに次ぐ4位となりました。

・表彰台に加えて、リカルドは最速ラップでレースを終えました-
 彼にとって今季4度目、通算で8度目です。これでジェームス ハント、
 ジル ビルヌーブ、ラルフ シューマッハーそしてジェンソン バトンと並び
 歴代37位タイです。

・またリカルドは15戦連続で入賞-自己最多記録に並びました
 (2014年のバーレーンからアメリカまで15戦連続入賞)。
 過去6人だけがこれより多い記録を持ち、キミ ライコネン(最多記録の27を持つ)、
 ミハエル シューマッハー、フェルナンド アロンソ、ベッテル、ハミルトン、そして
 ニコ ロズベルグです。

※失礼ですがニコはそういうイメージが無いです。。。

・ペレスは自分の力を出し-何度か苛立っているように見えましたが-、しかし
 母国サーキットで入賞率100%です。昨年の彼は8位;今年はもっと速く走れたにも
 かかわらず10位を手にするのが精一杯でした。

※レースのほとんどをフェリペ マッサの後ろで過ごすことに・・・

・ペレスの後ろで、ザウバーのマーカス エリクソンは苦悶の11位-
 彼とチームにとって今年最もポイントに近づきました。

・彼は接触してスピンした劇的な1周目にピットに入り、驚くことに
 ミディアム タイヤで69周を維持しました。同じく驚きなのは、
 他にも同じ芸当をこなしたドライバー-ルノーのジョリオン パーマーは
 やはり1周目にピットに入り、ミディアムに交換して最後まで大事に使い
 14位でチェッカーを受けました。

・今季5度目、トップ10は5つのチームで占められました-これは現在の
 コンストラクターズ選手権のトップ5-メルセデス、レッド ブル、フェラーリ、
 フォース インディアそしてウィリアムズです。

・こちらはシーズン初ですが、スチュワードによると:異なる4人のドライバーが
 タイム ペナルティーをレース後に受けました。

・最後に、ウィリアムズのバルテリ ボッタスはF1史上最速記録に
 わずかのところまで迫りました。彼はメキシコのスピード トラップで
 372.5km/hというすごい数字を記録-2005年にモンツァでキミ ライコネンが
 出した記録を上回りました、がしかし同じレースでファン パブロ モントーヤが
 出した記録にわずか0.1km/h及びませんでした。
 来年のメキシコ シティーでこの記録が破られることに賭けちゃいけませんよ・・・

※答えが分かってるから賭けにならないと言いたいのか、
 来年は走行抵抗が増えるからこんな記録出ないと言いたいのか、
 いまいち真意が分からず・・・