ベルギーの日曜のレースは事件満載-少なくともルイス ハミルトンにとっては
記録的に十分に意義がありました。


・最後列スタート、ルイス ハミルトンは17個順位を上げて3位でフィニッシュ-
 20位以下からスタートして表彰台に乗るのは自身3度目。
 他にこのようなドライバーはいません-最も近いのはジョン ワトソンで、
 1980年代に2度達成しています。

※ブラバムやマクラーレンで活躍し通算5勝しているドライバーだそうですね。
 この年代となると知らない人が多いです・・・

・ハミルトンが20位以下からスタートするのは通算6度目で、つまり成功率50%です。

・これでハミルトンは今季10度目で通算97度目の表彰台、フェルナンド アロンソを
 抜いて歴代3位となりました。この上を行く二人は誰かって?
 アラン プロストの106-そしてミハエル シューマッハー、はるか遠い155です。

・ルイス ハミルトンは通算31度目のファステスト ラップでナイジェル マンセルを
 抜いて歴代4位に。キミ ライコネン、43回、が現役で唯一彼の上を行きます。

・ニコ ロズベルグのベルギーでの優勝はスパでの自身初優勝で、通算20勝目。
 彼の勝利は全てメルセデスで記録されており、史上10人目となる
 同一チームでの20勝を達成しました。

・ロズベルグは今季6勝目-ルイス ハミルトンと並びました。
 ところでメルセデスは連勝を過去3年で3度目となる8に伸ばしました。
 シルバー アローの最多記録は10で、2015年の日本から今季序盤のロシアまでで達成-
 これは1988年にマクラーレンが打ち立てた最多記録にあと1でした。

※これをマックス フェルスタッペンに止められたわけですね

・ロズベルグはスパで全周リード-自身7度目の勝ち方です。実は、ロズベルグの
 ここ3勝はいずれもこの勝ち方です。

・2戦連続、ダニエル リカルドは2位フィニッシュ-今季4度目の表彰台です。
 対照的にチーム メイトのマックス フェルスタッペンはここ7戦で初めて
 ポイント圏外でした。

・自身2度目のことですが、フェルナンド アロンソは20位以下からスタートして
 ポイント フィニッシュを果たしました。7位フィニッシュのアロンソは
 20位以下からのスタートが9回目で、成功率は22%ということになります。

・アロンソの7位が貢献してマクラーレンはコンストラクターズ選手権で
 トロ ロッソを飛び越しました。ウォーキングのチームだけが
 動きを見せたわけではありません-フォース インディアは合計ポイントで
 今季2番目に多い得点-22-によってウィアムズを抜いて選手権4位に浮上。
 思い起こせば、ビジェイ マリヤがチームを率いるようになってから、
 フォース インディアは5位以上になったことがありません。。。

※モナコでは23点も取ってたんですね(・o・)

・ニコ ヒュルケンベルグは表彰台を逃してしまったかもしれませんが、
 彼は4位ではフィニッシュ、これは今季最高位であり自己最高位です。

※記録を見てみるとこの人4~7位がめちゃくちゃ多いですw

・ヒュルケンベルグはGP107戦で表彰台なし-これは歴代4位の記録です。
 エイドリアン スーティルが”トップ”で128戦表彰台がありませんでした。
 スーティルは4位を1度記録したのみ-ヒュルケンベルグはこれで3回目で、
 2012年のベルギーと翌年の韓国で惜しくも表彰台に届きませんでした。

※ちなみに片山 右京も95戦表彰台無しで結構上位だと思われます

・表彰台を逃すといえば、フェラーリは4戦連続(そして今季5度目)の
 表彰台逸失。地元モンツァで記録を止めることができるでしょうか?