ドイツでの日曜日のレースは事故や、あるいは統計的な重要性が
全く無いわけでもありませんでした。

※まあ概ね無風のレースでしたね。


・フェラーリの18点に対して33点、レッド ブルは跳ね馬の前に立ち
 コンストラクターズ選手権で2位に浮上。レッド ブルがフェラーリの
 前に出るのは2014年のアブ ダビGP以来です。

・ダニエル リカルドはレッド ブル勢最上位で、彼にとってのF1通算100戦目を
 2位で祝い(今季3度目の表彰台)そしてDHLファステスト ラップを記録しました-
 彼にとって通算6度目の名誉です。

・一方でマックス フェルスタッペンは今季4度目の表彰台で
 レッド ブルに昨年のハンガリーGPでリカルドとダニール クビアトが
 達成して以来のダブル表彰台をもたらしました。

・レッド ブルの功績がなければレースはメルセデスのもので、
 彼らは今季11勝目を挙げました。そして4戦連続で表彰台の頂点に立ったのは
 ルイス ハミルトンで、これで世界王者はここ7戦で6勝しています。

・彼はまた面白い名誉を手に入れました-F1史上初めてカレンダー上での1ヶ月で
 4勝を上げたのです。

※F1の連戦は2連戦まで。4戦やるには5週が必要で、7月は日曜日が5回あったため
 5週で4戦開催され、ハミルトンは全部勝ってしまった。

・ハミルトンは3回目のドイツGP優勝、そして通算49勝目で、
 これは通算勝利数で2位のアラン プロストにあと2勝と迫ったことを意味します。

・ハミルトンはドイツで全周リード-彼が最初から最後までレースをリードして
 優勝したのは昨年の日本GP以来です。

※ただし今回も前回もスタート位置は2位。

・チーム メイトのニコ ロズベルグにとってはがっかりのレースで、
 彼はここ8戦で5度目の表彰台圏外フィニッシュでした。

・表彰台を逃すといえば、フェラーリは3戦連続で表彰台を逃し-
 これは2014年最後の3戦以来のことです。

・7位フィニッシュ、ニコ ヒュルケンベルグは母国レースで自己最高位です。

※今回トップ3チームに次ぐ7位ですからベストを尽くしたと言えます

・対照的だったのはフェルナンド アロンソで-彼がホッケンハイムで
 ポイントを取れなかったのは2008年以来です。

※と言ってもドイツは2箇所の交互開催なので回数で考えたらそこまで
 大した話でもないですが

・今季2度目のリタイアでしたが、元チーム メイトのフェリペ マッサも
 忘れてはいけません。リタイアの前に彼はウィリアムズの今季10度目となる
 DHL最速ピット ストップ獲得に貢献しました(このうち7回がマッサの車で記録)。
 マッサが9周目に記録した2秒ストップは今季2番目の早さで、バクーで
 ウィリアムズが記録した1.92秒に肉薄するものでした。

※なんかクルーの動きが他所と根本的に違うような気がして見た目に恐ろしく
 早かったです。リプレイ見なおしてみます。