RB(予選1位/決勝1位)
「今回は練習の段階からSCが速くて正直驚いた。彼の出したタイムを
更新し、かつ安定させるのは簡単ではなかった。
レースでも、燃費を抑えながら彼を前に出さないように非常に
神経を使って走った。彼がピットに入ったのは意外で、おかげで後半は
自分のドライビングに集中することができたけど、ガス欠しないように、
ニュー タイヤの彼が追いつかないように、ペースを保ち続ける必要があって
見た目ほど楽ではなかった。
今回の規則はなかなかおもしろいもので、そのためにSCは尽力してくれたし、
彼を破ろうとする課程で新たなセッティングの方向性も見つけることができた。
彼には感謝しているよ」
SC(予選2位/決勝2位)
「RBには脱帽した。彼の後ろを走りながら、全力ではないなと感じてはいたが、
一方でこのペースならピットに入るんじゃないかという思いもあった。
どのみち、私が無給油で走るにはもっとペースを落とす必要があったんだから、
彼には見た目とは遥かに違う大きな差があったということだ。
彼は意外だと言っていたが、そもそもこの規則は私が無給油では走り切れない距離を
基準にしたから、その選択肢はほとんど無かったんだ。
リフト&コーストの距離が長すぎて、各車が接近している序盤戦では
危険な行為だと自覚していたからね。
こんなことならもう2~3周長い距離にしておけばよかったかな(笑)」
ハラキリ(予選3位/決勝3位)
「久々のレースだから下手なことをしないように心がけた。
でもペースが絶対的に劣っていて特に何もできなかった。
完全な力不足だったよ。序盤SCが小さなミスを何度か犯していて、
しいて言えばそこが唯一の勝負どころだったけど、あの程度では
抜くチャンスにはならなかった。
もうちょっと争えるように感覚を戻さないといけないようだ」
シリウス(予選5位/決勝4位)
「この車とは全く気が合わなかった(苦笑)どうやっても車が暴れて
ペースが上がらずに、スピードで勝負できる要素が全く無かったから
最初から作戦に賭けることにしたんだ。
結果的にガス欠することなく27周を走りきって順位を上げることができたから
自分としては最低限の仕事を果たすことはできたと思う」
ヒマ(予選4位/決勝5位)
「最初から給油無しでは無理だと思っていた。
車にも手こずっていたし、この順位は仕方ない。
シリウスが最初から出力を下げていると聞いて、なるほどと思った。
(マッキーとの)接触については気にしていない。レースでは
よくあることだし、当たった強さのわりに2台とも特に影響はなかった」
マッキー(予選6位/決勝6位)
「言い訳にするつもりはないが、残念ながら指の状態がここ数日とても悪い。
レースを走り切るのもかなり大変な状況で、あちこちで迷惑をかけてしまったと思う。
正直前回(のボボとの接触)のこともまだ心に引っかかっていて、
あらゆる面でレースに100%集中できているとは言い難かった。
結果云々以前に、自分で満足の行く週末を過ごせていないことが
非常にもどかしい」