デイトナ500が終わったばかりのNASCARですが、
シボレー勢のトップ チームであるスチュワート-ハース レーシングが
2017年からメーカーをフォードに変更することが明らかになりました。
 SHRは今季限りでトニー スチュワートが現役を引退し、来季からは
クリント ボイヤーが加入することが既に決まっていますが、
メーカーも変更になるということでガラッと印象が変わりそうです。

 フォードはここ数年ペンスキーの2台だけがなんとか頑張っているものの、
ラウシュ フェンウェイとリチャード ペティーは低迷気味。
ラウシュはお金の面でかなり苦労しており、最近のお金がかかるNASCARに
少々気が滅入っている、的な解説も聞いたりしましたので、
フォードとすればSHRのような強豪が陣営に加わることで強化を図れるものと
想像できます。
 SHRとフォードは半年ほど前から交渉していたとのことです。

 こうやってわざわざ引き込んだということは、言うなればいわゆるワークス格として
扱ってもらえるということになるわけですが、ペンスキーとSHRがその立場となると、
ラウシュあたりは本当に片隅に追いやられそうな気がするので
そちらはちょっと気になるところ。
フォード全体が底上げされて名門ラウシュも上昇してくれると、
最近やや勝つ人が固定されているレースがまた盛り上がって面白くなるんですが。