2016年のSUPER GT競技規則でSC中の作業が禁止されることになりました。
これで昨年のSUGOのような大渋滞は起きませんが、ピット サイクルに
ハマった場合やむなく給油のためにピットへ行き、さらに罰則を受けるという
理不尽さは解消されないままです。

さて、オートメッセの話題2回目はLM55と並ぶ目玉、でいうかこの2つ以外は
おまけのつもり、のGT500車両です。入ったら正面にいきなりいました(・o・)
やっぱり平たくてでかいですね~。LM55もそうなんですが、いつも
映像でしか見ていない車が目の前にあるのは不思議な感じです。
タレントさんがイベントで目の前にいるようなもんでしょうか。
GT500は今季、正式発表はされていないものの、空力開発凍結になることが
決定している(オートスポーツ誌より)そうで、2015年型の外観は=2016年型と
なります。




GT500で唯一タイヤ後部のフェンダーが『オープン型』のGT-R



37のRC Fは色が好みです

奥にいる方たちの多くは車の写真を撮っていません(・o・)


小暮劇場を見せてくれた車だと思うとワクワクする、かもw

この車で本山がSUGOで火花飛ばしまくったんだなあと(以下略

この後色々見に行きまして、13時頃、疲れてきたし目的は達したから
帰ろうとすると、ちょうどエンジン始動イベントなるものが始まるとのことで
滞在延長。
直前までメイン ステージでトーク イベントをやっていた司会のピエール北川が
千代 勝正をゲストに招いて、GT-Rのエンジンをかけつつ話を聞く、という
コーナーでした。
しかしピエールさんという人は、しゃべるのが非常にうまい。
一人で場内実況やって、長い時は鈴鹿で6時間しゃべりっぱなしなわけですから
引き出しも多いし知識も豊富。
千代はGT500に乗ることが確実とはいえまだ正式には言えない立場なわけですが
その辺をうまく使って笑いにするあたりが本当にうまいです。
が、うまくなかったのは他でもないイベント運営でした。
ここでイベントやってるのに、メインの方のマイク テストの声がかぶってきて
話がよく聞こえない。
ようやくテストが終わって、こっちはいよいよエンジンをかけて、まずは
アイドリング音を聞きながら、というところで今度は大音量のBGM。
エンジン音のかけらも聞こえません。意味不明です。
このイベントをないがしろにしているのか、単に出力すべきでない
我々のあたりのスピーカーに音を出したのが原因なのか、無能なのか知りませんが、
完全に邪魔されました。
その後ようやく音が消えて、軽く3000~4000rpmと言っていたと思いますが、
空ぶかしを何回もしてくれました。
スロットルを戻した時に『パタパタッ』と、アンチラグの音がしたのがなかなか
”らしい”音でした。
ちなみに、3車種の音はテレビ中継でも完全に聞き分けることが可能で、
RC Fはエンジン音とともに「キューン」という過給器と思われる音が
はっきりと聞こえて、NSXがレイアウトの問題もあってか
ややくぐもってハスキーな音、GT-Rは一番素直な音ですが、一番
アンチラグのパタパタ音が大きいと思います。
GT-RはNA時代でさえ、スロットルを戻すとやたらとパンパン鳴っており、
ブローン ディフューザーでも使ってるのかと疑ったほどです。

イベント終了後、スタッフとの会話で何かについての話を聞いて
「えー!?」と大きなリアクションを取るピエール氏

冷却に入るS Road MOLA GT-R
今回の展示を見て「実際に走ってるとこ見たいな」と思わされました。
最後にSUPER GT普及活動として2016年のPVをどうぞ、これかなり好きです。