Verizon IndyCar Series 第15戦 ABC Supply 500において、
クラッシュしたセージ カラムの車体の破片が頭部に直撃、
意識不明の重体となっていたジャスティン ウィルソンが
亡くなったと発表がありました。享年37歳でした。

 ウィルソンは今季同シリーズでのレギュラー シートが
ありませんでしたが、インディアナポリスで開催された2レースに
スポット参戦し、その好結果を受けて終盤5戦のシートを獲得して
出場していました。
 彼にとってはもう1度シートを得るための大きなチャンスだったはずが、
命を落とす結果となってしまいました。

 ウィルソンはシートが無かった関係もあってフォーミュラーEに
スポット参戦もしており、パイクスピーク ヒルクライムには
HPD-ARX04bでエントリー。
元F1ドライバーがLMP2車両であのヒルクライムを走るということで
注目を集めていました。(故障で本番には出走できず)
こうして他カテゴリーで名前を見ていて「おじさん頑張ってるなあ」と
思っていたので、残念、としか言いようがありません。
 ウィルソンのご冥福をお祈りします。