アニマックスで頭文字Dの新劇場版が放送されていたので
見てみました。
(テレビ版のファイナルは未だに見ていません。やっと繁忙期を過ぎたし
そろそろレンタルを検討中)

 まずやっぱりキャストの違和感が拭いきれません。特にイツキと中里w
イツキ=岩田 光央、があまりにマッチしていたので一番気になってしまいます。
中里は第2弾でたくさん出てきますからねえ。

 話としては拓海と高橋 啓介の対決までが描かれるわけですが、
テレビ版でこれを見たのはもうずいぶん前の話なので
どの辺が似ていてどこが違うのかちょっとあやふや。
池谷先輩が毎日豆腐屋に通う話ってありましたっけ?

 バトルの映像は、1回のバトルに何話もかけるテレビのようには行かないので
おなじみの「独り言」はずいぶん少ないですね。
何せ本編は約1時間。テレビだとこれだけでバトル1回分は使う尺でしょう。
見てもいない涼介が解説してるのが妙なんですがw

 そして溝落としの演出がテレビとは全然違ったように思いました。
テレビは本当に「溝」になっている部分にタイヤ1本丸々落としこんでいるような
演出でしたが、こちらは溝と言っても排水用に角度が付いているだけで
テレビ版ほど「ガシャ」っと落とすような演出ではなく、こちらのほうが
まあ真っ当なんでしょうが、絵としては少々わかりづらい感じでした。
原作に近いのはどっち?

 あと、なつきの雰囲気もテレビ版よりさらにクドいというか、
最初は清楚なイメージに見えたのに実は・・・的な展開が1つの見せ場な
気がするんですが、なんか登場1発目から「こいつなんか裏があるな」と
思えてしまうのがなんとも。意図的にそういう演出で行ったのか、
それとも話を知っているからそう見えるのか、というところもあるんですが。

 まあ何せ話は知っていて、どうしたって「テレビではこうだったよね」
な見方しかできないのが正直なところ。
次回Legend2ではナイトキッズの二人が登場するようですが、
あの二人はどのぐらいつぶやいてくれるでしょうか。
「なめてんじゃねえ!外から行かすかよ!!!」は外せませんが、
声が違うとどうなるのやら。

 ちなみに、連載期間が長すぎて時代設定が、、、な作品なので
AE86を「10年前の車」と言いながらも、背景の車には20系プリウスとか
初代アルファードとかがいたりして、もはやそのへんは何でもいいや、
な感じになっていました。
 Legend3で涼介とバトルして終わりだろうと考えると、
対戦相手はまだ時代相応の人たちだけだから車も合わせれるはずなんで、
その辺もうちょっと気をつけても良かったんじゃないかと思います。
もしくはそこからがらっと話が原作を外れてZN-6型86と勝負したり
するんでしょうか。