急いで弁当を食べて、ちょっと休憩したらもう折り返しの列車が来てしまいました。
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 帰りは椅子が空いていましたが、やっぱり撮影狙いか前の方は混んでいます。
ちなみにローアングルで撮ったので大きく見えますが、機関車も小さいです。
そして長島ダム駅にて今度こそ連結を見に行きます。
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 右がDD20形ディーゼル機関車、左がアプト機構のED90形電気機関車です。
人間との対比でディーゼル機関車の背が低いことがお分かりいただけると思います。
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 列車と乗務員さんの様子を見るのが好きなので、結構写真に乗務員さんを
あえて入れることがあります。ですから車掌の物まねも得意ですw
画面左の枠外にはたくさんカメラを持った人がいます。
 
 この後アプトいちしろ駅ではホーム上に見事に紅葉した木があったので
写真を撮ったのですが、後から考えたらホーム後端へ行ってレールの写真を
撮るべきでした。
 あとは千頭駅へ戻るだけなんですが、あと数駅というところで動きかけた列車が
停止するハプニング発生!どうやらお客さんが携帯電話を開けた窓から外へ
落としたようです。川沿いをずっと走っているので、駅もホームと反対側は
結構落ちたらやばそうな場所ばかりなんですが、乗務員さんが走り回って、
どうやら発見したようです。
 開けた窓の淵に物を置いたり、窓から乗り出して撮影するのは絶対にやめてください。
今回はたまたま発見してもらえましたが、普通は2度と戻ってきませんし、列車が
5分以上遅れました。まあ乗り換え時間に余裕はあるので大きな問題にはならず
千頭駅に戻ってきました。
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 夏に「きかんしゃトーマス」を運転した際に駅に展示されていた「ヒロ」と思われますw
 
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 帰りはこの「急行」です。「臨時急行」とされているこの列車、乗車には
150円の急行券が必要です。停車駅も急行らしく少ない、のですが、
所要時間は各駅停車と6分しか変わりませんw
 じゃあ何に150円取られてるんだ、というと、こいつは16:03発、次の
各駅停車は16:51発。要するに休日だけ走っていて平日の通勤、通学では
走っていない列車ですよ、1時間待つのが嫌なら150円出してこれで帰ってくださいね、
という趣旨のようです。時間を買うという意味では間違ってないですが、
速度が同じなら途中駅でわずかでも地元のお客さん拾ってあげなよ、と
個人的には思いました。でもそれだと急行を名乗れないからお金取りづらいんですよね。
 なお、この車両の車内には飲料の自動販売機が1台押し込んでありますw
 

 翌日はツレの目的地である「芹沢銈介美術館」というところへ行きました。
芹沢銈介は染色工芸家で、着物、帯、暖簾等々様々な彼の作品が展示されています。
また、彼は世界の色々な民芸品を収集しており、これ自体が1つの見せ場のようで、
収集作品による特別展がテーマを変えながら開催されているようです。
 この美術館、場所は歴史の教科書にも出てくる登呂遺跡の公園内にあります。
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 バス停を降りるともう目の前にいきなりこういう様子が出てきます。
面積はそれほど大きくなく、周辺のマンションやらが後ろに見えていて、
遺跡である一方、普通の地域の公園でもあるようです。
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だんだんネコミミに見えてきましたw
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縄文式稲刈り
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縄文式田んぼ
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縄文式家屋
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縄文式ゴミ袋w隠せよ・・・
 
 建物の一部は中に入れるようになっていて、内部の様子も再現されています。
特に入っていいとも悪いとも書いていないんで本当に入っていいのか
わからずじまいでしたが・・・
 なお建物の屋根はわらにそっくりのウレタン製だそうです。そりゃそうだよな。
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 これが美術館の入り口なんですが、正面は池、右は行き止まりで左が入り口。
その構えを見た瞬間私は「ドラクエみたいだ!」と思いました。
 実際館内マップを見てもドラクエっぽくて、関係者以外立ち入り禁止の
研究室と、施錠されている庭の部分が、あたかも「最後の鍵」を手に入れてから
戻ってくると大事なアイテムが手に入る部屋っぽくて一人でテンション上がりました。
宝箱に風神の盾とか入ってそうです。右の意味の無い行き止まりは足元を調べると
ちいさなメダルが落ちているにちがいありませんw
 
 登呂遺跡へは、静岡駅南側のしずてつジャストライン22番乗り場、石田街道線で。
11系統(幕番号と呼称しているようです)登呂遺跡行きなら終点まで乗車。
 また、同じ乗り場から出る12系統東大谷行き、14系統久能山下行きの場合、
「登呂遺跡入口」で下車し、徒歩約5分です。
 なぜそうなるかと、路線は石田街道という広い道を真っ直ぐ走っており、
遺跡はそこからちょろっと脇道へ曲がったところにあるため、遺跡行き以外は
いちいち遺跡の前まで寄り道してくれないからです。
 帰りは時間を見て、直にバスが来そうなら遺跡で待ち、すぐ来ないようなら
歩いて遺跡入口まで行くと別のバスを拾えるかもしれません。
 我々は後者を選択し、信号に引っかかっている間にバスが行ってしまい、
ただ歩いただけ損しましたw
 
 時間が無くて行きませんでしたが、静岡駅前には静岡ホビースクエアという
模型の展示施設もありました。静岡、なかなか面白いところです。
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 最後に新大阪で初めてN700系1000番台(通称N700A)を見たので思わず
走っていって写真を撮ってしまいましたw