相変わらず怪しい雲が立ち込めるので、録画予約に時間は
赤旗中断を見越して長めにしておかないと後悔するブラジル。
1周4.309kmとシーズンで2番目に短く1周70秒あまり、
しかもそのうち何十秒かはただアクセルを踏むだけのレイアウトなので
予選はおのずと接戦となります。
ポールポジション争いは、地元ドライバーのフェリペ マッサが
Q3の1回目のアタックで好タイムを出してメルセデスに肉薄したこともあり
大歓声に包まれ、結果ニコ ロズベルグがポールポジション。
ルイス ハミルトンはわずか0.033秒及びませんでした。
ロズベルグは今年10回目のポールポジションで、2桁回数は史上
8人目だそうです。このうちチャンピオンになれなかったのは1989年、
あのシケインで接触して失格になった年のアイルトン セナだけだそうですが、
果たして・・・
リタイアだけ避ければいいポイントリーダーのハミルトンですが、
2列目にウィリアムズ。マッサは母国と左回りのサーキットに強く、
一泡ふかしてやろうと思っているはずなので、スタートでは要注意の存在です。
ロズベルグとしてはどうせ自力チャンピオンは無いのでハミルトンは
離そうが抜かれようが無視して自分のレースをし、結果チェッカーを受けて
帰ってきたときに相手の車が帰ってきているか初めて考える、もし
壊れて帰ってきてなかったらラッキー、ぐらいの気持ちで望むべきでしょう。
追い抜きが比較的しやすく、雨も考えられるレースなので、全然予想外の
結果になることもありますからタイトル争いを抜きにしても見て面白いレースと
なるでしょう。
ちなみにスーパーフォーミュラーの最終戦レース1予選タイムは
チームメイトのアンドレ ロッテラーと中嶋 一貴が1000分の1秒まで同タイム
だったそうです。比較映像を見ましたがいや~5.807kmのコースで同じ車で
同じタイムとは驚きです。