キノコネンがシリーズ残りのイベントを欠場する見込みが高いことが明らかになった。
TCS第3戦を前にしても、一向にローマに姿を見せなかったキノコネンだが、
チーム側は31日付で短いプレスリリースを発表した。
「モンツァでのレース後ファクトリーで車両の検査を行ったところ、シャーシに重大な
損傷が見つかり、これまで懸命な修復を努めてきましたが、現時点で
安全にレースを行える状態ではなく、当面のレース活動を休止することとなりました」
キノコネンは前戦モンツァの1コーナーでオーバーランし、フロントからバリアに激しく
ヒットした。その後アスカリシケインでも大きくコースオフしてサンドトラップに
フロアを打ち付けるなど、車に大きな損傷があったと見られる。
ただ、周囲からはより損傷の激しかったはずのズラージャンが走行可能であることから
このリリース内容に疑問を投げかける動きもあるようだ。
なお、キノコネン本人はこの件に関してコメントしていない。