思い立ってブログを立ち上げたそばからやってきたトンでもアップデート2.10。
我々はどうとらえればいいんでしょうか?
 
 アップデートの主目的は不具合の修正だと私は思います。
「不完全なもんだすな」という声は多いですが、最近のゲームはあまりに内容が
複雑化し、たかだか数百人のスタッフであらゆる事象を洗い出すことは事実上不可能と思われ
どうしても後から気づいて直すことは仕方ないと思います。
 まあGT5の場合PP制や、簡易コックピットビューなど、時間切れで発売に
間に合わなかったとみられる機能も多々ありましたので、不完全だったことも事実でしょう。
 
 
 で、問題はここから。ゲームバランスの根幹を担う挙動や性能調整を後追いで
変更するのはありか?という点です。
 彼らのやりたいことはよく分かります。発売して時間が経過し、お金にならない
改良を加えることは経済的にみて非合理的といえ、それを行う姿勢は立派です。
 挙動の変更に関しては、特にニュル北を走る場合路面のバンプがオンとオフで
違いすぎたのは事実で、リアルに近づいたことは評価すべきと考えます。
タイムレベルは落ちましたし、車によっては落ち幅に差が出ましたが、
極度に序列が入れ替わったわけではないですし、どのカテゴリー、どの
楽しみ方をしている人にも平等な内容です。走りこめばどうにかなる
レベルでしょう。
 「タイムが落ちてモチベが下がった」というのは、誠に申し訳ないですが、
ゲームをやめる口実にしているように感じました。
その理屈で行くと新作が出て2.07と同じタイムが出なかったら1日で売り飛ばすんでしょうか?
どちらかというと、元々飽き気味でどっちみち走ってなかったのに、とりあえず
アプデだからやってみたらうまく走れなくて拗ねてるように思いました。
ましてやニュルでの2秒落ちは2分のコースに置き換えればせいぜい0.6秒。
そこまで強く製作側を非難するものではないと私は思います。
 
 
 一方性能調整は、慎重に行うべきでした。確かにみんな
「この車もうちょっと使えたらいいなあ」というのはあったでしょう。
コース投票型主体、色んなPPを渡り歩いている、GT500ばっかり、なんて
ユーザーと比べると、我々のように同一規則・コースでやり続けている
ユーザーは影響が大きいというのはあります。それでも、いきなり愛車が
モンスター化して、あるいはPP制限に届かなくなって困る人が出ることは想像がついたはずです。
 
 遊びってだいたいやってるうちに自主的にルールができるもんで、
ゲームでも格闘ゲームならハメ技禁止とか、ロボットものならこの武器禁止とか、
恐らくみなさん経験があると思います。従来のPP制も、こういった
自主ルールをちょっと加えてあげれば成り立つ程度に優れたものだったと
私は思います。完璧にそろえることなんてできません。みんなそれを求めているなら
「外観だけ保持してスペックを揃える」というボタンを一つ作ればいいでしょう。
いきなり「フロントが重いから60PP」って、60でどのぐらい
速くなるのか検証したんだろうかと聞きたくなります。
 結果、速くなったFRと、据え置きのそんなに速くない車両に
「ちょっと加える」程度では済まない差が生まれました。
従来存在していた「このPPならこの車のこのタイムが大体限界」
というものが根底から覆されたことの意味は非常に大きく、これは非難されても
仕方のないことでしょう。
 
 今後どういった改良をするつもりなのか分かりませんが、ここまでの大規模な
変更となれば、事前にユーザーアンケートを行いきちんと見極めを
つけるべきでしょう。驚かせたいのかもしれませんがユーザー軽視では
本末転倒。せめて、新旧どちらのPP制も選択できる仕様にする
対策をとるべきでした。
 
 ただやってしまったアップデートをいつまでも無視するわけにもいかないので
利点を考えて前向きに楽しむに限ります。これはあくまで遊びです。
(ちょっとここの変態は遊びの域を超えて力を入れすぎです:笑)
1001psの車を作ってしまった某珍車ドライバーさんを見ていますと、
「俺もなんか発掘したろうかな」という気にさせてくれます。
個人的にはJGTCのスカイラインが速くなったので選択肢は広がりました。
万が一速いようなら適当に出力を下げてR35と同等に調整します。
 FRを禁止にするのか、自主裁量に委ねるのか、また1からローカルルールを
築き上げねばなりません。非常に面倒です。
でも、イベントでアストラを使う人は一人もいませんでした。
あくまで速すぎるという「ネタ」として扱われています。新たな秩序作りは
すでに始まっているように思います。
 
 一番の基本「みんなで集まってレースするって面白いよね」
という点は変わっていません。それ自体に飽きたのならまあそういうもんでしょう。
 開発側には今後より慎重に物事を考え、安易に
「あ、今度は4WD助けなきゃ」なんてことをして混乱を拡大させないよう
切に願いつつ、私はまだまだ走り続けたいと思います。コース上で会いましたら
よろしくお願いいたします。
もう長すぎて何書いてんだか分からなくなってしまいましたが、ありがとうございました。