ポリフォニーデジタルはグランツーリスモ5における独自の性能調整値である
PP(パフォーマンスポイント)値について改正を行い、16日に適用を開始した。
今回の改正では主にFR車の基礎PPが引き下げられ、特に年式の古い車両に
ついては大幅な引き下げが行われ、より高出力化が可能となっている。
PP制は導入から年月が経過し、主要なPPでは「最速車」が固定されつつあり、
今回の改正はこれを崩し、仕様車種の幅を広げる意図があるとみられる。
ユーザーからは賛否が入り乱れている。
今まで戦闘力を持たなかった車に戦う余地ができたことについて
「最新のスーパーカーをクラシックカーが抜き去ることができるようになる。
これほどワクワクすることはないね」
と答えたのは小規模ファクトリーのオーナーだ。
「乗りづらいけどすごいパワーがでるからレースのやりがいがあるよ」
と話すドライバーもいた。
一方、車種によっては従来から数百馬力も出力が向上し、同一カテゴリーとは
呼べないパワー差が発生している。
特に調整のなかった車両とは大きな隔たりが生じ、
ニュルブルクリンク北コースで頻繁にレースを行っているドライバーからは
「ストレートで一瞬にして離された。これでは直線番長天国だ」
「個性が強調されすぎている。明らかにやりすぎ」
といった声が寄せられた。
あるチーム関係者は
「今まで開発してきた車が意味を持たなくなるよ。調整したい意図は分かるが
すべてのコース、車を網羅できる性能調整なんて存在しないんだ。
それにそんな制度なんてみんな求めているのかい?
だったらいっそワンメイク車両に外見だけベンツやフェラーリをかぶせたら
どうなんだ。」
となかばあきれ気味に答えた。
今後他の駆動方式の車両にも調整が行われるのか、それともやりすぎ批判が
先行し、再調整が行われるのか。
当分の間議論は続きそうだ。