習い事の教室でレッスンを提供する仕事をしたときの話です。
いつも私を指名してくれて長く通ってくれている生徒さんがいました。
レッスンを楽しんでくれて、
表面上それなりにうまくいっているように見えてはいました。
が、その反面いつも私は不安を抱えていました。
・本当にこの指導でいいのだろうか・・・
・本当はこの子はもっとできるようになるのではないだろうか・・
そんなある日、「任せることの大切さ」について考えるタイミングがありました。
別のケースでのことです。
クレームというほどのレベルではないのですが、
保護者の方にお子さんの成長ではなく、
できていないところばかり指摘されてしまい、
私がそれに影響されてしまった(大反省)ことにより、
方針が定まりきらず結果的に遠回りしてしまったこと。
(最終的は解決して笑顔で終わりましたが)
もう一つは、
ある親御さまはお子様をどうにかしなければと必死になっていたところを、
少しずつ手放し始めたというエピソードを聞いたこと。
この気付きや話を短期間で聞いたことにより、
任せるって大事だな、、と改めて思いました。
普段のレッスンで私は、
ミスしてほしくなかったり
保護者さまに納得してもらえる成果を出さなければという義務感から
少し過保護になっていた部分がありましたが、
その日のレッスンは私もいつもより生徒さんを信頼してみることにしました。
すると、、、
あれ??
ちゃんとできてる、、、!!
理解できてる、、、、!!!!
しかもいつもより集中してるし楽しそう、、、、
いままでごめんね
ということで、大反省と発見です。
私はどれだけ周りを信頼していなかったんだろうか・・・
もっと周りを信頼しよう、と思ったのでした。