2月14日(土)・15日(日)日立ハウステック西宮ショールームで
勉強会をやります。
内容は、この頃ご相談の多い「中古戸建・中古マンション」を
ご購入・またはこれから購入する予定の方が計画するリフォーム
についてです。
現在お住まいの昭和時代の建物のリフォームを計画されている方
にも大変参考になる勉強会かと思います。
まず、皆様、中古戸建を購入してリフォームすると聞くと
何を思い浮かべますか?
中古戸建を購入された方は、水まわり(キッチン・お風呂・トイレ・洗面)
を新しくする、内装(壁・床・天井)をやりかえる、間取りを変更する、
外壁を塗り替えるなどを考えられます。
そして、リフォーム業者さんに希望のリフォーム箇所を伝えて、
ざっくりとした見積りをもらい、だいたい予算に合えば、どのメーカーの
商品を使うか、壁紙の色はどうしようか、床の材質・色はどうしようか
といった細かい内容に入っていくというのがほとんどです。
しかし実は、希望のリフォーム箇所を聞いて、そのまま見積りをしてし
まう時点から間違った方向に行ってしまっているのです。
リフォームをご依頼される方のほとんどは建築について知識がありま
せん。
目に見える部分をキレイにしたいからリフォームをするというのは、
当然のことです。
しかしながら、まず中古戸建のリフォームの場合、我々プロが一番に
考えなくてはいけないこと・・・。
それは、せっかく購入した中古戸建が安全に住める状態にあるのか?
ということです。
水まわりがどうとか内装がどうとかいう以前に、基礎や土台、柱などに
問題がないのを確認することが最優先です。
なぜなら、目に見えるところをキレイにリフォームしても、万が一、震災
が起こってしまい倒壊したら、せっかくリフォームしたことも意味がなく
なりますから・・・。
また、目に見える部分のリフォームに費用を使い果たしてしまったが
ために、シロアリの被害があるのに早急に対処したくても出来ない
なんて状態になれば、それこそ最悪です。
こういった所をきちんと点検してくれるリフォーム会社ならいいのです
が、悲しいかな、不動産屋さんから紹介を受けたリフォーム会社は
ほとんど、「安全に住める家なのか?」を点検してくれません。
理由は2つ。
①家の構造のことを知らない。知識がない。
建設業許可を取得していない会社はほとんどそうです。
*リフォーム業は500万円未満の工事であれば建設業許可を取らなくてもよいとされています。
従って、一級建築士または二級建築士以外でも設計をしてもよいことになっています。
いわゆる悪徳リフォーム会社はこのきまりを悪用したと言えます。
②万が一、悪い部分が見つかると不動産屋さんと購入者の関係が
悪くなり、それに伴って、不動産屋さんとリフォーム会社の関係が
悪くなるから。
不動産屋さんは、当然建築のことに関しては素人で全く知識が
ありませんから、住まいの構造に関して購入者からクレームを
付けられても、「そんなこと知りません」で通用します。
おそらく、不動産取引における契約書に、そのような条項がある
はずです。
だけど、購入者からクレームをつけられるのは良い気持ちがしません。
そういう「ややこしい」ことを起こす原因を作ることは、リフォーム会社に
とって何のメリットもない所かデメリットしかないので、あえて触れません。
お客様視点で見ると「安全に住める家か?」をまず点検することが
第一なのに、「言われたこと以外はしない。万が一のことがあっても
自己責任で!」とお客様を突き放しているようにしか私達の目からは
見えません。
最近の例で最もひどかったのは、あるお客様が既に水まわりと内装
をキレイに改修した中古戸建を購入しました。
その家は現行の建築基準法では、建替ができない家です。
これは承知の上で購入されました。
少し手狭だったので増築をしたいと思い、不動産屋さんから紹介
されたリフォーム会社とたまたまチラシが入った当社に見積り依頼を
されました。
現地調査の時、当社は増築のお話の前に、まず床下にもぐりました。
するとビックリ仰天!!
なんと、建物を支える土台がブロック2段積んだだけの、とても土台とは
言えない構造になっていました。
そして、増築云々の前に、耐震診断をした方が良いということで当社で
診断をしました。
その結果は、「倒壊の恐れあり」。
購入された家は建築基準法上、建替できない家ですので、潰れてしま
えば建替も出来ず使えない敷地になってしまうこと、まずは地震が
来ても潰れない家にすることが先決だということをお話をいたしました。
お客様は、内装や水まわりがとても綺麗だったので、まさかそんなに
危険な建物だとは思っていなかったようですし、不動産屋さんから紹介
を受けた会社も耐震強度については一言も触れなかったようです。
このお客様いわく、「私達素人が構造の状態を見て、善し悪しを判断
することは不可能。危険な家とは知らずに危険な状態で住み続けて
いたかも知れません。今回改めて構造点検の必要性を思い知らされ
ました。最初にしなければいけない工事を提案してくれて助かりました」
とのことです。
中古戸建を購入される予定の方は、構造がしっかりしているのか?
を診断してから購入決定されるのがベストです。
もし、既に購入してしまった方や築年数が古い家をこれからリフォーム
される方は、耐震診断をして安全性を確かめてから、具体的なリフォー
ム範囲を決められることをオススメします。
そして、冒頭にもお知らせいたしましたが、今回、2月14日(土)・15日(日)
に日立ハウステック西宮ショールームにて、中古戸建編・中古マンション
編に分けて勉強会を開催します。
中古戸建編では、誰も教えてくれない危険な物件とは・・・を実例の写真
をお見せしながら分かりやすくお話します。
これから購入予定の方はもちろんのこと、これからリフォームをとお考
えの方にも是非知識として知っておいてもらいたい内容満載です。
日時は①2月14日(土) 10:30~11:30
②2月15日(日) 10:30~11:30 の2回です。
費用は無料、ご予約は必要ありませんので、直接起こし下さい。
勉強は1時間、後悔は一生!
ぜひご家族でご参加下さい。
