【超わたし的タマコの日記】「半沢直樹」と「あまちゃん」にみる、ゼミの三本柱 | シナリオ・センター大阪校 鳩子の日記

【超わたし的タマコの日記】「半沢直樹」と「あまちゃん」にみる、ゼミの三本柱

おはようございます。タマコです。
2013年はドラマの当たり年と言われています。
高視聴率を記録したTBS「半沢直樹」、一大ブームを巻き起こしたNHK「あまちゃん」。
昨今、テレビ離れが叫ばれる中、「倍返しだ!」や「じぇじぇじぇ!」が流行語になっている事は、私達シナリオを勉強している人間にとって、とても励みになりますね。

この二大ドラマを観ながら私が思った事は、研修科に入った時に習ったゼミの三本柱が両作品ともしっかりと描かれているという事です。
半沢直樹は信念を曲げないが謝ってきた人は許してしまういい人で、「あまちゃん」あきちゃんは元々地味で暗くて存在感が薄く、ちょっと天然キャラなところもあるけれど、周囲を明るく照らす太陽のような主人公で、とても魅力的に人物が描かれていました。そして、半沢直樹には銀行の上司や国税局からのこれでもかというカセが与えられていましたし「待ったなし」のシチュエーションも多く登場しました。
「アイドルになりてぇー!」と思うアキちゃんにも母の春子やプロデューサーの太巻からの障害が次々と与えられて、葛藤していました。
そして、その半沢やアキちゃんの姿が視聴者の情に訴えたというところは言わずもがなですね。
「半沢直樹」と「あまちゃん」は、ちゃんと作れば、ちゃんと伝わるのだという事を教えてくれたと思います。


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