涼しくなりたい!
夏と言えば恐怖映画、ホラー、怪談…。とにかくとにかく涼しくなりたい猛暑がこれからつづきますね。
子どものころに見た四谷怪談、今もそのときの恐怖を覚えています。田舎の映画館に満員のお客。立ち見で親戚のだれかにおんぶしてもらって見たお岩さん。せっかくおんぶしてもらっているのに、ずっと掌で目をふさいでいました。
ジャパニーズホラー映画の特徴はつぎのようなものだそうです。
●「怖い」と感じさせる部分では沈黙をあえて長くとり、登場人物が絶叫するシーンは少ない。この沈黙のために、急な効果音(扉の閉まる音、水滴の音など)を挿入することで観客を驚かすことができる。
●水を使ったシーンが多い(例:雨、水滴、床に残る濡れた足跡等)。これは、四方を海に囲まれ、湿潤な気候を過ごして水(湿気)が常に身近にある日本人独自の感覚による物かもしれない。
●日常生活に欠かせない、身近なものを利用する頻度が高い(例:電話、テレビ、ビデオ、鏡、トイレ、車、旧家など)。これにより、観客に「映画のような怖いことが、自分の身にも起るかも知れない(だが、使わざるを得ない)」と言う心境を与える。
●幽霊等、恐怖の対象であるクリーチャーのデザインは、海外のようなグロテスクなものではなく、女性や手だけのものが多い。特に「長い髪をたらした女性の幽霊」はJホラーの代名詞として親しまれている。
●残虐なシーンを避ける傾向にあり、電車に轢かれる・投身自殺する等のシーンであっても、直接的な描写はされないことが多い。
●舞台の規模が小さく(”町一つ””家一軒”等)、全国や全世界という規模にまで展開するような作品は少ない。
シナリオで涼を…。
- 新釈 四谷怪談 (前・後篇) (2枚組) [DVD]/田中絹代,上原謙,瀧沢修
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- 東海道四谷怪談 [DVD]/天知茂,若杉嘉津子,江見俊太郎
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- 四谷怪談 [DVD]/長谷川一夫,中田康子,鶴見丈二
- ¥4,935
- Amazon.co.jp
- 四谷怪談 [DVD]/竹中直人,広末涼子,高嶋政伸
- ¥7,140
- Amazon.co.jp