アルカセット、ジャパンカップをレコード勝ち
東京の府中競馬場で27日に行なわれたジャパンカップを、フランキー・デットーリとアルカセットは壮絶なゴール前の叩きあいと協会の審議を経た後、地元の星ハーツクライを鼻差おさえて持ちこたえた。
ルカ・クマーニ調教師によって鍛えられたアルカセットは、1997年にピルサドスキーが勝って以来の、この234万ポンドのレースでのイギリスの勝ち馬となった。この優れた5歳馬は2年前に42000ギニーで買われたのだが、2400メートルという距離でオーストラリアのホーリックスが持っていたレコードを打ち破って2分22秒1という記録を打ち立てた。デットーリは1996年にシングスピール、2002年にファルブラヴでこのレースを勝って以来、3度目の勝利となった。95000人が競馬場には集まった。
デットーリはすでに二度、このレースを勝っていることもあってアルカセットの単勝オッズは9.6倍だった。日本馬でもっとも人気のあったゼンノロブロイは史上初のこのジャパンカップの連覇に挑もうとしていたが、1馬身半離れた3着に終わった。
デットーリは道中は中団の位置でヴィジャボードとバーゴの後ろにつけ、そして先頭に躍り出た。しかしすぐにクリストファ・ルメールとハーツクライの追撃にあったのだ。ハーツクライはヴィジャボードの前を右往左往しながらやってきた。デットーリは日本に着いて以来、自信にあふれていて、こういった。「ひとつ心配だったのは、アルカセットがスロースターターであるということだった。でもバーゴの後ろでほどよい間隔をとって走れることができて、結果として向こう正面では僕がいちばん望んだ位置につけることができたんだ。アルカセットは怠け癖があるんだけど、でもとても辛抱強い馬だ。今日は彼は本当にタフで馬力が強かった」
「もうきょうは本当にすばらしいレースで、とても興奮したし神経も磨り減るものだったよ。ルカは馬を一年中にわたって新鮮な状態に保つ、とてもいい仕事をしたからこそこの結果が生まれた。ルカのためにこのレースを勝てたということは僕にとってとても意味のあることなんだ。彼のもとで僕は競馬を学んだし、ともに8年という月日をともにしたのだから」
クマーニ調教師は馬主のマイク・チャリトンと12月11日の香港のレースにアルカセットを走らせるかどうか相談するという。「我々は4つの国際レースを狙っていたんだが、いらいらするような理由で凱旋門賞とブリーダーズカップを逃してしまった。彼はここで栄誉を手にしたわけなので、私としては、もし体調に問題がないようなら香港ヴァースに出走することは意味があると思う」
他のイギリスの出走馬であるヴィジャボード(ダンロップ調教師)は5着、ワルサンは13着、凱旋門賞馬のバーゴはぶつけられたこともあって8着に終わった。
ダンロップ調教師は「キーレン・ファロン騎手はひょっとしたらこのレースがブリーダーズカップの直後だったことを気にしているのかもしれないが、香港挑戦の考えはまだ捨てていない」と語った。
SUPERSTAR & CIGARETTES ENTERTAINMENT
from THE INDEPENDENT
