『メタルギア サヴァイブ』新ステージを一足早く体験!歯ごたえあるゲームプレイに期待膨らむ | SCE PS3 PS4 ニュース速(まとめブログ)

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2018年にPS4/Xbox One/PCで発売が予定されている、『メタルギア』フランチャイズスピンオフ作品『メタルギア サヴァイブ(METAL GEAR SURVIVE)』。
ドイツ・ケルンで開催される欧州最大のゲーム見本市gamescomにも出展される本作のCO-OPプレイ用新ステージを、東京のコナミデジタルエンタテインメントのオフィスで実施されたメディア向け体験会にて一足早く体験。
E3で体験したものとは異なる新たなステージはどのように仕上がっているのか、ハンズオンをお届けします。


なお、今回プレイできた2つのステージの内1つは今年のE3でメディア向けにプレイアブルで出展されたもの。
その際の様子も掲載していますのでチェックしてみてください。

■『メタルギア サヴァイブ』とは

『メタルギア サヴァイブ』は、コナミデジタルエンタテイメントが手掛ける、『メタルギア』シリーズのスピンオフ作品です。
『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』のアセットを応用し、世界観も共通としながらも、クリーチャーの登場や、最大4人のCO-OPプレイモードでタワーディフェンス要素が搭載されるなど、これまでのシリーズとは全く異なるサバイバルアクションゲームとして開発されています。

■新CO-OPプレイミッション

今体験会でプレイできたのは、gamescom 2017にて初出展となるCO-OPプレイ用の新ステージ。
木の足場が組まれた複雑なマップとなっており見通しも悪いため、一緒にプレイしている仲間との連携が必須となりそうです。
様々な国の記者と合同であったE3の体験会と異なり、今回は編集部員3名とコナミデジタルエンタテイメント担当スタッフの4名でのプレイでしたので、その場で声を掛け合いながらゲームを進めることができました。

選べるキャラクターはE3の試遊版と同じ4キャラクター。
キャラクターはショー用にプレイのタイプ別に予め用意されたもので、狙撃武器が得意な「Shooter」と近接武器が得意な「Fighter」の2種で、装備している武器はすべて異なります。

敵の侵入を阻むためのトラップは各キャラクター共通装備となっていました。

キャラクターを選択すると仮想空間のようなステージングエリアへ移動。
ここでは、装備や操作方法の確認、テスト射撃が可能です。
武器の弾薬数を気にせず試せることと、味方への当たり判定はあるもののダメージはないということもあり、自然と味方同士での乱闘へ。
全く意味はありませんが、なぜか楽しいこのひと時。
ミッションがなかなかスタートできないのは、いい意味で困ったものです。

ミッションが始まると、まず制限時間内に防衛地点へと向かいます。
その途中にある建物の中には、弾薬やトラップをクラフトするための素材が落ちていることも。
防衛地点周辺には武器やアイテムをクラフトできる場所があるので、前もって素材を集めておくと敵の襲撃時でもアイテムを補填できます。
柵やフルトン、迫撃砲をはじめとした多くのトラップをはじめから装備していますが、数が限られているためにウェーブが進むと確実に足りなくなってきますので、ミッション途中のクラフトは攻略のためには重要な要素の1つです。

特定の場所に防衛対象となるワームホール発生装置を設置すると、敵の出現位置と侵入経路が表示されます。
襲撃までに数分の時間があるので、トラップを配置し、敵の侵攻に備えます。
今回の新たなステージはE3でプレイした平坦なフィールドとは異なり、高低差や壁によって複数の侵入経路が仕切られている場所もあります。
そのため、一度侵入されると敵の位置を把握しづらく、味方も分断されやすくなっています。

準備時間が終わるとワームホールから敵が出現。
ワームホール発生装置はある程度敵の攻撃を受けると、防衛装置が起動して衝撃破で敵を倒してくれます。
3回あるウェーブをすべて防衛するとクリアとなります。

見通しのよい平坦なマップでは強力な迫撃砲を多用して敵を一掃していた筆者ですが、このステージでは敵の出現地点からすぐに細い路地へと敵が入っていくのでまったく役に立たず。
「Fighter」タイプであったためメイン武器は近接攻撃しかなく、一斉に押し寄せてくる敵をまとめて倒すには柵で足止めされた敵をグレネードなどで一掃するしかありません。
このように装備によって不得意となるステージでは、襲撃中でもトラップを設置してまわったり、アイテムクラフトを率先して行って仲間に貢献するほうが良いのかもしれません。

各ウェーブの合間にはステージのどこかでサブミッションが発生するのですが、クリアによって強力な武器が得られる場合がありました。
特にウェーブ2終了時には強力な火器を搭載したウォーカーギア2体が手に入るサブミッションが発生するので、不利な装備のプレイヤーに搭乗させると難しいミッションでも攻略の糸口をつかめるかもしれません。
ウォーカーギアの乗り降りは任意ですので、体力が低い仲間の元に駆けつけて代わりに搭乗してもらうことも可能。
ちなみに、トラップを設置するときにウォーカーギアから降りないといけないのですが、その間に他の仲間に奪われてしまうことも。

トラッカーと呼ばれる敵。
トラッカーやワンダラーといわれる敵の他に、全身にアーマーをまとった敵や「ボマー」と呼ばれる上半身が肥大硬化した敵なども出現します。
そういった敵は通常武器ではなかなか歯が立たなかったり、ウィークポイントを責めるしかありませんが、ウォーカーギアのキックであれば効果的に倒していくことが可能でした。
また、誰か1人をしつこく追跡してくる「トラッカー」と呼ばれる敵も登場。
素早く動きながら強力な回し蹴りを放ってきます。

ウォーカーギアを手に入れた3ウェーブ目ですが、気づけば防衛対象のワームホール発生装置まで敵に押し寄せられてしまいます。
チーム一丸となってギリギリの場所で防衛していましたが、1人がやられてしまうと敵のど真ん中すぎて蘇生に行けない状況へ。
そういているうちに、1人、また1人とやられてしまい、あえなくゲームオーバーに。
コナミスタッフの間でも難しいと言われている今ステージ、筆者としてはこの歯ごたえが心地よく、次はどのように立ち回ればクリアできるかを考えるのが楽しいです。

ミッションが終了すると、結果に応じた装備や素材、個人ポイントが手に入ります。
味方を蘇生した回数や素材収集で得られるポイントも大きいので、敵のキルに貢献できなくてもしっかりとポイントを得られます。
ここで手に入れた装備やアイテムは、シングルプレイ、CO-OPプレイの両方で活用できるようになるのだそうです。

■やはり面白い『メタルギア サヴァイブ』

筆者としては2度目のプレイとなる『メタルギア サヴァイブ』。
改めてプレイした感想は「やっぱりすごく面白い!」でした。
アクションの自由度が高かった『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』のシステムをさらにブラッシュアップさせているので、操作感やアクションの心地よさはお墨付き。
本作の世界観をはじめとした様々な要素が世界中で議論を呼んでいることは理解していますが、実際にプレイしてみると純粋にその面白さが伝わってきます。
あとは、まだ明らかにされていないシングルモードの詳細が非常に気になるところ。
果たして「メタルギア」も登場するのでしょうか。

発売に向けて徐々にベールがはがされていくであろう『メタルギア サヴァイブ』は、2018年にPS4/Xbox One/PC向けにリリース予定です。