『仁王』市村正親さん、武井咲さんのメイキング映像を初公開! TGS3日目のステージをリポート | SCE PS3 PS4 ニュース速(まとめブログ)

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文・取材・撮影:編集部 ロマンシング★嵯峨
●早矢仕Dと安田Dが収録時のエピソードを披露
2016年9月15日(木)から9月18日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ 2016(15日・16日はビジネスデイ)。
一般公開日初日、コーエーテクモゲームスブースにて、PS4用ソフト『仁王』(2017年2月9日発売予定)のスペシャルステージが行われ、ディレクターの早矢仕洋介氏と安田文彦氏が出演した。

「『仁王』はさらにしっかりと磨いていく」早矢仕Dインタビュー&TGS試遊リポート
TGS初日ステージリポート 『仁王』開発陣4トップがステージ上に集結。
いよいよ“卒業”となった、開発期間10年の気持ちを語る
TGS2日目ステージリポート 『仁王』はユーザーからのフィードバックをもとに、2月の“卒業”に向けての調整中

コーエーテクモゲームスが全力を挙げて開発している『仁王』は、死闘の末に相手を倒す達成感が味わえる“戦国死にゲー”だ。
ゲームシステムへのこだわりもさることながら、豪華なクリエイターが参加していることも特徴で、オープニングムービー監督は『シン・ゴジラ』などで知られる樋口真嗣氏、ムービー監督は『デスノート Light up the New world』などを手掛ける神谷 誠氏、音楽は『軍師官兵衛』など数々の人気作に携わる菅野祐悟氏が担当。
菅野氏は、50曲ほどの収録曲すべてを書いたとのこと。

また、俳優の市村正親さんと武井咲さんが出演しているのも見逃せないポイント。
市村さんは徳川家康、武井さんはオリジナルキャラクター・お勝を演じている。
本ステージでは、市村さん、武井さんのメイキング映像完全版が初公開された。

市村さんは、過去に舞台“ANJIN イングリッシュサムライ”で家康を演じたことがあり、家康にはとても思い入れがあるという。
そのため、今回のオファーもご縁があってのことだと感じたそうだ。

家康というと、恰幅のいい姿を想像する人も多いと思うが、市村さんが演じた家康は、もうちょっとシャープなイメージ。
メイキング映像で聴くことができた「ここはひとつ、おぬしの真を聞かせてくれぬか」などのセリフからは、家康の凄み、重みが感じられた。

ウィリアムは、家康と出会うことで侍として目覚めていくという。
そんな家康のカリスマ性を表現してもらうため、市村さんにお願いした、と早矢仕氏。
安田氏は、市村さんは収録現場に来た瞬間から“家康”だったため、演出について(安田氏側から)意見を言う必要がなかったと語った。

家康のある重要なセリフについては、収録時に、早矢仕氏と安田氏が顔を見合わせてガッツポーズを取ったほどだそうで、両氏は「これはぜひゲーム内で聴いてほしい」とコメント。

さて、家康は歴史上の著名な人物だが、武井さんが演じるお勝は、『仁王』のために作られたキャラクター。
服部半蔵配下のくノ一だ。

武井さんはお勝を演じる際、侍に恨みを持っているが、ともに戦わなければならないことへの葛藤、女の子らしいところもあるのに、それを隠して強がらなければいけないことへの葛藤をどう表現するかに苦心したという。

また武井さんは、アクションボイスの収録も難しかった、とも語った。
クールなキャラクターなので、高い声を出すわけにもいかず、思っているような声が出なかったとか。

早矢仕氏は、武井さんとお勝について、凛としたさま、芯の強さがあるところが共通していて、その部分を演技でも表現してもらったと語った。
安田氏は、“武井さんがきれいすぎて、最初はどうしたらいいかわからなかった”と、収録時のエピソードを披露した。

ちなみに、週刊ファミ通2016年9月29日号(2016年9月15日発売)では、市村さんと武井さんのインタビューを掲載している。
ぜひチェックしてみてほしい。
『仁王』新情報や市村正親さん&武井咲さんインタビューを掲載
早矢仕氏も安田氏も、2017年2月9日の発売に向けて、ますます力を入れていく、と気合十分。
今回の東京ゲームショウ 2016では、本能寺ステージを試遊できるが、ここで得られたフィードバックも、また製品版『仁王』に活かされていくことだろう。


妖怪達が蠢く幽玄の和風戦国世界が舞台となるPS4ソフト『仁王』は、「戦国死にゲー」とも呼ばれており、歯ごたえのあるアクション性や緊迫感漂うフィールド構成などが、虎視眈々とプレイヤーを待ち構えている一作です。


期間限定という形で、これまでPSNにてバージョンの異なる体験版を2度リリースしており、第1弾となるアルファ体験版で寄せられた意見を、第二弾・ベータ体験版に反映。
ブラッシュアップを重ねた成果を、ユーザーに直接届けました。

そしてこのたび行われた東京ゲームショウにて、更に改善された新バージョンを出展。
待望の発売日も先日決定し、リリースに向けた勢いが加速していますが、そんな『仁王』の今とこれからに関して、ディレクター・早矢仕洋介氏に直撃してみました。
こちらで『仁王』が持つ魅力を垣間見てください。

◆「戦国時代」の魅力を物語にも込める『仁王』
──本日はお忙しいところ、ありがとうございます。
今現在の『仁王』の反響はいかがですか?
早矢仕氏:シブサワ・コウが、SIEのカンファレンスで発売日を発表させていただいたんですけども、会場から拍手も上がりまして、「拍手が上がるほど、お待たせしていたんだな」と改めて実感しました。
そして同時に、応援をいただいているのも感じているので、より磨き上げた状態でお届けすべく頑張りたいと思っています。

──いただいた応援に、製品版でお返しするわけですね。
どういった部分を更に磨き上げる予定なのでしょうか。

早矢仕氏:アルファ体験版を今年の4月に配信させていただいた時は、コアな方からは評価をいただいた一方で、操作部分に関してはまだまだ至らない部分があり、「理不尽じゃないか」というご意見もいただいていたんですが、この辺りに関してはベータ体験版で「すごく良くなった」という反応をいただきました。

ですが、発売日まではまだまだ時間がありますし、新たなご意見もいただいているので、ベータ体験版よりも更にブラッシュアップしたいと考えており、細かい対応については公式サイトに記載させていただきました(※改善対応は後述にて記載)。

──その成果の一端が、今回のゲームショウで試遊出展されたバージョンですか?
早矢仕氏:そうですね。
さすがに全ては入っていないんですが、現状における開発の最新状況を見ていただこうということで、今回試遊版を置かせていただきました。

──今後もブラッシュアップを行うのは前提として、かなり製品版に近づいているバージョンをお披露目しているんですね。

早矢仕氏:はい、そうです。

──一般開放日で、更に多くの方々がTGS版をプレイすることと思いますが、今回の試遊で特に見て欲しいポイントはどこでしょうか?
早矢仕氏:アルファ体験版・ベータ体験版をやりこんだ方は、今回のバージョンでの「違い」を感じていただければなと。
あと、TGSでの試遊プレイをクリアしていただくと、「木霊ストラップ」を差し上げる予定になっています。
腕に自信のある方は、クリアを目指してチャレンジしていただきたいです。

そして、今回クリア出来なかったとしても、缶バッジは全員に差し上げています。
初めて『仁王』をプレイするという方はこの試遊版で触れてもらい、クリアできないかもしれませんが、「こういうゲームなんだな」と感じながら缶バッジをおみやげにしてください。

──アイテムとプレイの感触を持ち帰れるわけですね。
ちなみに、クリア率はどれくらいと予想されますか?
早矢仕氏:今回は試遊時間が短めなので、「難しすぎて何度もリトライする」という余裕がないため“ちょっとだけ”クリアしやすくなっています。
ですのでぜひチャレンジしていただき、我々の想像以上にクリアしてもらえたら嬉しいですね。

──具体的な試遊時間はどれくらいですか?
早矢仕氏:出来るだけ多くの方に遊んで欲しいと思っていますので、だいたい15分くらいでクリアできるものになっています。

──現時点は、新しい体験版をリリースする予定などはありませんか?
早矢仕氏:今はとにかく製品版に向けて開発を進めていくのを第一にしてますし、『仁王』は「PlayStation祭」というソニーさんのイベントに参加させていただきますので、東京以外の方にもTGS版を触っていただく機会がありますので、ぜひイベントの方で体験してみてください。

──「PlayStation祭」で遊んだ方々の意見も、製品版にフィードバックされていくんですか?
早矢仕氏:そうですね、していこうと思います。

──あくまで予定ではなく、発売後に更なる展開を行う構想などはあるのでしょうか?
早矢仕氏:シブサワ・コウからもありましたが、『仁王』は10年前に発表し、未だにまだ皆さんにお届けできていないので、今は未来を語るよりも、まずは製品版を皆さんにご満足いただける完成度でお届けすることを第一に考えています。

ただやっぱり、皆さんに支えていただいてここまで来られたので、製品版を出して終わりではなく、そこから次に繋げていけるように頑張りたいという開発の心意気はあります。
ですので、『仁王』を気に入っていただいた方は、引き続き応援をよろしくお願いします。

──「戦国死にゲー」というのが一番大きなテーマかと思いますが、二番目のテーマや、もしくは体験として味わって欲しいポイントなどはありますか?
早矢仕氏:徳川家康役に市村正親さん、お勝役に武井咲さんという、一流の方々にお願いしたところもポイントですが、もうひとつ言っておきたいのはストーリーに関してです。
「死にゲー」ということはストーリーは……といったご意見の方もいらっしゃると思うんですが、本作は戦国時代を舞台としているので、我々としてはやっぱりストーリーも楽しんでいただきたいんです。
これは、『仁王』の最初からあった話でして、「王道で一級線の物語を作ろう」という姿勢で挑んでいます。

なので、「死にゲー」好きな方だけでなく、そういったジャンルのゲームを遊ばれていない方も楽しんでいただけるゲームにしてますので、その点は今後出す続報を楽しみにしていてください。

──「戦国の物語」がしっかり描かれるんですね。

早矢仕氏:戦国時代って、魅力的な武将とかいっぱいいるわけですよ。
それに(ゲームの中で)1600年の時代に居るなんて、すごい浪漫ですしね。
なので、皆さんの期待に応えるストーリーが待っています。

──そこもご期待ください、ということですね。
では最後となりますが、『仁王』を楽しみにしている方々に向け、メッセージをお願いします。

早矢仕氏:『仁王』、やっと発売日を発表できました。
2017年2月9日です。
皆さんの応援があったからこそ、ここまでたどり着くことができたのだと思っています。
まだ少し時間があるので、更にご意見を伺いながらいっそう磨き上げた製品版をお届けします。
どうぞご期待ください。

──今後の続報も楽しみにしています。
本日はありがとうございました!
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
■改善に向けた今後の開発方針
・ゲームバランスおよびペーシングの細やかな調整
・プレイヤーの成長、装備品パラメータなどRPG要素の調整
・インターフェースの分かりづらい点や使いづらい点の更なる改善

●アクション・操作系
・弓や銃などのTPS操作変更
・サムライスキル追加、調整
・ダウンなどのプレイヤーやられ調整
・敵の気力を減らす手段、性能の調整
・装備重量、敏捷度関連調整
●敵キャラクター
・体力および攻撃力調整
・追尾性能、集団思考などのAI調整
・逢魔が時ミッションでのボス攻撃種類追加
・攻撃時などのひるみの有無、ホーミング性能の調整
●レベルデザイン / ステージ
・逢魔が時ミッションを含む敵配置調整
・敵感知に関する調整
・落下する縁などのコリジョン調整
●インターフェース
・各種インターフェース、ユーザビリティ改善
・チュートリアル拡充
●RPG ・アイテム上限数拡張
・装備アイテムドロップ量調整
・鍛冶屋の機能拡張、「打ち直し」や「魂合わせ」条件調整
・プレイヤーレベル初期化アイテム実装
・各種報酬の調整
●カメラ
・傾斜部分、視認性の悪い場所でのカメラ挙動改善
・カメラ自動補正のON/OFF オプション追加
●オンライン
・屍狂いドロップ調整
・協力プレイ時の敵攻撃挙動改善
・敵の透明化などのバグ修正
・協力プレイ時ボス撃破後のムービースキップ可能に
●その他
・描画の最適化などフレームレートの安定
・各種不具合、バグの修正
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.

2016年10月27日発売予定、PS4/PS3/PS Vita向けタクティカルアクションゲーム『ベルセルク無双』。
9月15日から幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ」で出展されていた本作のプレイレポートをお届けします。
合わせて、本作のプロデューサーであるコーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏、マネージャーの川合大氏へのインタビューを掲載しています。


『ベルセルク無双』は、三浦建太郎氏による漫画「ベルセルク」を原作としたアクションゲームです。
中世ヨーロッパをベースにしたダークファンタジー世界で繰り広げられる凄惨な戦いや繊細な心理描写などを楽しめる作品で、「黄金時代篇」は三部作のアニメ映画、「黒い剣士篇」と「断罪篇」を中心に現在アニメが放映中です。
ゲームでは「黄金時代篇」から、復讐の旅を続ける主人公ガッツが仲間を得ていく「千年帝国の鷹篇」の終盤までを収録し、「ベルセルク」の壮大な世界を追体験できます。

TGSでは、使徒降臨後のダークな世界で、ガッツが無数の敵を相手に戦うエリアをプレイできました。
本作におけるアクションの特徴は、身の丈を超える大剣を振り回して敵を両断し、斬り潰す「斬潰アクション」。
攻撃を繰り出してみると、大剣に対する重さや迫力はしっかりありつつ、無双らしい爽快な動きで立ち回れました。
激しい血しぶきも見所で、ゲージを溜めて発動する「狂乱モード」を使うと一定時間能力が強化され、敵を文字通り狂気の力で斬り潰すことができます。
また、大剣以外にも鉄の義手に仕込まれた大砲や遠距離攻撃が可能なボウガンなど、様々な武器も使えるため、1人でも多彩な立ち回りができるのが特徴でした。

マップのグラフィックや敵のデザインにもダークファンタジーらしいこだわりが見え、全体的にどこか妖艶な不気味さを漂わせていました。
そんな世界で響き渡るガッツの咆哮のような声は、悲哀がありつつもそれを振りほどくような気迫を感じました。
続いて、鯉沼氏へのインタビューをお届けします。

──「ベルセルク」を「無双」シリーズ化するために、苦労した点はありますか?
鯉沼氏:原作ファンの方が期待するキャラクターのアクションを再現することです。
あとは、原作を知らない方にもゲームから入って違和感のないようにストーリーを描くことですね。
原作の持つエログロさはとても大事だと思います。
ただ、レーティングをCERO Zまで引き上げたくはないと考えていたので、CERO Dの限界に挑戦をしました。
PS4ではちょっとでも表現を間違えるとグロくなりすぎてしまうので、さじ加減は何度か作り直しましたね。

──試遊をしてみると、とても攻めているグラフィックであることを感じました。

鯉沼氏:グラフィックは良くなっていると思います。
ダークファンタジー作品なので、魔法の表現や人間以外の敵キャラも登場するため、従来の「無双」シリーズとは異なった表現ができたのも良かったですね。

──原作でも、ガッツが戦う敵は大きさにばらつきがありましたね。

鯉沼氏:無双では人対人が基本だったので、サイズの変化を付けるのは面白い要素になりました。

──ストーリーへのこだわりを教えてください。

鯉沼氏:原作漫画は長期間連載しているので、みなさんどこかで読んだり見たりしたことがある作品ですよね。
そうした方々が、「こうだった!」と思い出せるような作品になるといいなと思って作っていいます。
加えて、映画化三部作や現在放送中のアニメ以外の部分もゲーム化しているので、本作をプレイすれば「ベルセルク」のアウトラインは掴んでいただけると思っています。

──キャラクターをデザインするにあたり、どのように原作やアニメの表現との差別化をされましたか?
鯉沼氏:漫画・アニメそれぞれ良さがあるので、ゲームはゲームならではの良さを模索しました。
今回はエログロさを表現する必要があったので、通常の「無双」シリーズよりはリアル寄りになっています。
ただ、そうするとレーティングの壁との戦いになりまして(笑)。
刺激的なビジュアルにはなっているので、原作やアニメを好きな方でも楽しんでいただけると思います。

──アクションゲーム化するうえで、キャラクターのアクションはどのように追加をされましたか?
鯉沼氏:「無双」なのでオーバーアクションで気持ちよくプレイできることを意識しています。
もちろん、原作のリアルな動きとのバランス調整は話し合いながら決めていきました。
結果、それぞれのキャラクターが持つ雰囲気を壊さない範囲で、オーバーアクションをして爽快にプレイできるようにしています。

──原作ではバトルマップという概念はありませんでしたが、マップのデザインは苦労されましたか?
鯉沼氏:まず、原作のシーンを再現するために設計図を考えて作りました。
平面図を作成して、描きたいシーン、遊ばせたいシステムの流れを作って決めていく感じです。
ビジュアルの雰囲気は原作のどの篇をやるかにより、その時代背景やカラーなどを元にデザインしています。

──音楽にもとても重厚さを感じたのですが、こだわりはありますか?
川合氏:「黄金時代篇」では相手が人なので、ヨーロッパの作曲家でワーグナーなど軽快で勇ましいような音楽を参考にしています。
使徒が降臨してからの世界では重厚に、怪しい雰囲気を醸し出した音楽ですね。

──ゲーム1作で、2作分楽しめるような雰囲気のちがいがありますね。

鯉沼氏:非常に長いスパンの原作を描いていますので、そうしたちがいは楽しんでいただけると思います。

──最後に、ファンの方へ向けたメッセージをお願いします。

鯉沼氏:『ベルセルク無双』は、いよいよ10月27日に発売となります。
この作品ではアニメ映画三部作・現在放映中のアニメに加え、その先のストーリーも描いた壮大なゲームです。
是非楽しみにお待ちいただければうれしいです。

──本日はありがとうございました。


●ファンからのリクエストを受けてパッケージ版発売へ
キャラアニは、ダウンロードソフトとして配信中の『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』のプレイステーション4版を、2017年春にパッケージ版として発売することを決定。
加えて、順次配信中のメーカーコラボダウンロードコンテンツの第3弾および第4弾が、ケイブとエイティングに決定したことが発表された。
配信時期などの詳細は、後日発表予定。

今回の発表は、開催中の東京ゲームショウ 2016の“Tokyo Otaku Mode”による生配信で行われたもの。
ブースにはタイトー側の同作ディレクションを担当する針谷真氏、DLC第3弾より開発を手掛けるグレフの丸山博幸氏が登場した。

なお第3弾、第4弾コラボDLCの収録タイトルは「基本、俺チョイスです」(丸山氏)とのこと。
ブースでは第3弾DLCから『怒首領蜂大復活』のプレイもお披露目された。
丸山氏が「これまでのDLCは数曲をチョイスしていたが、ウチ(グレフ)は全曲入れています。
なるべく原作の筋に沿った曲の流れかたになっている」と語るBGMにも注目だ。

●パッケージ版『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』商品情報
◆商品構成:通常版、限定版
◆対応機種:プレイステーション4
◆ジャンル:シューティングゲーム
◆プレイ人数:1人~4人(モードにより異なります)
◆発売日:2017年春
◆CERO:A
◆発売:角川ゲームス
◆企画・製作:ピラミッド、グレフ、キャラアニ
◆価格:未定
※限定版の内容詳細は後日発表いたします。

●第3弾ケイブコラボDLC
◆配信ラインアップ:『怒首領蜂大復活(どどんぱちだいふっかつ)』、『ケツイ』、『デススマイルズ』
◆配信予定日:未定
◆価格:1タイトル500円/ケイブ パック1200円
●第4弾エイティングコラボDLC
◆配信ラインアップ:『BATTLE GAREGGA』、『蒼穹紅蓮隊(そうきゅうぐれんたい)』、『魔法大作戦(まほうだいさくせん)』
◆配信予定日:未定
◆価格:1タイトル500円/エイティング パック1200円

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東京ゲームショウの話題はネット上でも尽きませんが、会場でもゲームファンを中心に多くの方々が集い、魅力あるタイトルを調べ、気になるブースに直接足を運んでいます。


しかしその全てをチェックするのは、なかなか至難の業。
また、物理的な距離の関係で、参加自体を諦めざるを得ない人たちも多いことと思います。
そこでこちらでは、今年もひときわ大きな出展となっているセガブースの全体レポートをお届けするので、足を運ぶ判断材料や、せめて雰囲気を味わうなどしていただければ幸いです。

セガブースに到着してまず目を引くのが、“ヤクザな連中”です。
もちろん本物ではなく、極道の世界を描いた人気シリーズの最新作『龍が如く6 命の詩』の広告が、これでもかと主張しているのです。
大きく描かれた桐生一馬の顔を目印にすれば、混みあうゲームショウの中でも、セガブースを見つけやすいかもしれません。

その巨大広告の下では、艶やかな美女たちが入場者をお出迎え。
その出で立ちは、『龍が如く』繋がりで、ゲーム内に数多く登場する“キャバ嬢”な装いに。
悠然とした振る舞いで写真撮影にも快く応じてくれましたが、彼女たちのいるところは一段高くなっており、一定距離までしか近づけない仕様。
やはり、簡単には手の届かない高嶺の花のようです。

『龍が如く6 命の詩』は試遊出展も行っており、美女たちのステージと合わせ、セガブースの中でもかなり大きなスペースを専有。
そのため試遊台も多めに設置されていますが、取材したビジネスデイでも試遊希望者で長蛇の列。
注目作に寄せる期待の高さが見て取れます。
一般開放日にプレイしようと考えている方は、早めのプレイをお勧めします。

このほかにもセガブースでは、対戦が楽しめる『ぷよぷよ!!クエスト』に『モンスターギア』、一人でじっくり遊べる『ぷよぷよクロニクル』、名作シリーズの最新作となる『ソニックトゥーン ファイアー&アイス』などの試遊台を用意。

さらにセガパートナーズとして、『タイタンフォール2』、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』、『ANONYMOUS;CODE(アノニマス・コード)』、『プリンセスは金の亡者』、『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の試遊体験も可能。
試遊の選択肢だけでもかなりの数となっており、一日ずっとセガブースにいても楽しめるほどのラインナップです。

なお、『プリンセスは金の亡者』の試遊台には、きらびやかなコスプレ美女の姿も。
金の力でバトルを制する本作の特徴になぞらえ、その全身はまさに金色。
しかも金の延べ棒(型の箱ティッシュ)を手にしており、試遊体験をした方へプレゼント。
ゴージャスな彼女たちから、ゴージャスな贈り物を受け取ってみるのも一興です。

これらの試遊出展は、ブースの側面および背面に設置されていますが、正面にも更なる試遊台があります。
まずは、ステージの隣にある『蒼き革命のヴァルキュリア』。
ここでは試遊はもちろん、ゲーム内に登場する兵士の衣装に身を包んだ美女の姿を眺めることもできます。
こちらは、その衣装の効果もあってかどこか凛々しく感じさせます。

しかし、美女にばかり目を奪われているわけにはいきません。
シリーズの新たな可能性を切り開く『蒼き革命のヴァルキュリア』の試遊体験を味わった方には、PS4版「バトル体験版 Ver.2.0」プロダクトコードを配布。
美女に見とれて、試遊を忘れることがないようご注意を。

そしてもうひとつ、大きな存在感を放っているのが『ペルソナ5』。
『龍が如く』のスペースとちょうどステージを挟んで反対側にある『ペルソナ5』もかなりのスペースが割かれており、両タイトルでセガブースを二分しているような印象も受けるほど。

また、“心の怪盗団”が活躍する『ペルソナ5』の試遊も多くの方が興味を示しており、チェックした時には60分待ちという状態。
ビジネスデイで、かつ既に発売済みのタイトルの試遊にこれほどの人数が集うのも稀有な事態と言えます。
そのため一般開放日では、こちらも混雑の予感。
会場でプレイしたい方は、長く並ぶ覚悟が必要かもしれません。

少々駆け足でしたが、セガブースのポイントを紹介させていただきました。
この他にも、日時ごとに様々なステージイベントが催されるほか、『ぷよぷよ』シリーズの人気キャラ、アルルとカーバンクルに出会えることもあります。
TGSでもすっかりお馴染みとなってきましたが、その可愛さと存在感は今年も健在。
この2人(?)に会いたい方は、こまめにセガブースを覗いてみてください。


■セガ 東京ゲームショウ2016 特設サイト
URL:http://tgs.sega.jp/index.html

トルネは、PS4、PS3、PC、PSVitaに対応したレコーダー用アプリ。
SIEのサービス「プレイステーションネットワーク」を利用することで、居住する都道府県内のサービス利用者の視聴台数、録画台数を番組別に知ることができる。


2017年1月12日発売予定、PS4向けアクションRPG『KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologue(キングダム ハーツ HD2.8 ファイナルチャプタープロローグ)』。
9月15日から幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2016」に出展された本作のプレイレポートをお届けします。
試遊では、完全新作のプレイアブル作品『KH0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-』と、3DSで発売された作品のHDリマスター版『KHドリーム ドロップ ディスタンスHD』がプレイ可能でした。


『KH0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-』は、2011年にPSPで発売された『KH バース バイ スリープ』のその後の物語を描き、『キングダムハーツ3』へとつながる完全新作のプレイアブル作品です。
試遊ではアクアを操作し、シンデレラ城に続く道を作るために街から5つの歯車を探し出すステージをプレイできました。
1つ歯車を発見する度にチュートリアルが表示され、スタイルチェンジやハイジャンプなどのアクションが追加されていきます。
これらを活用しながら、迷路のような街を探索していくという流れになります。

街エリアは高低差があり、道が細い場所があるなど少し入り組んでいる設計です。
アクアのバトルアクションは『KH バース バイ スリープ』よりもエフェクトが派手になっており、美しく舞うようにさくさくと敵を倒していけました。
試遊のラストではボスであるハートレスの群れとの戦いがあります。
巨大な蛇のようにうごめくハートレスの表現は少し不気味で、1体1体は見覚えのあるハートレスでも、集団になると飲み込まれそうな圧迫感を感じました。

PS4により細かな表現ができるようになったため、キャラクターの表情も繊細に表現されるようになりました。
本作におけるアクアはどこか憂いを帯びており、眉をひそめたり淋しそうな瞳をしたり、といった切なげな姿が印象的でした。
髪の毛の描写も丁寧で、ちょっとした揺れなどから彼女の複雑な心境が伺えます。

もう1つの試遊タイトル、『KHドリーム ドロップ ディスタンスHD』は、2012年に3DSで発売された同名タイトルのHDリマスター作品です。
TGSの試遊では、「ソラ -トラヴァースタウン-」、「リク -ラ・シテ・デ・クローシュ-」、「リク -ザ・グリッド-」の3ステージから選択可能です。
筆者は、映画『トロン:レガシー』のSF世界を旅する「リク・ザ・グリッド」のステージを選択しました。

このステージではまず、バイクのような乗り物に乗ってレースを行うミニゲーム「ライトサイクル」に挑戦します。
後方より接近する敵を倒すために攻撃をしたり、ジャンプで避けたりしながらボスを倒せばクリアとなります。
ボス戦以外はダメージを受けないように避けるだけでもクリアできるので、アクションに不安があるプレイヤーは回避に専念しましょう。

その後は、通常のアクションで敵を蹴散らしながら、コンピュータの中の世界を探索していきます。
本作では、プレイヤーキャラクター以外に仲間のドリームイーターであるスピリットが2体いるため、彼らの近くで戦うとバトルを有利に進めることができます。
操作性は、『KH0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-』に比べるとややのんびりしている印象。
一方、グラフィックはHDリマスターになったことで美しくなり、全体的にバトルの色彩が豊かになったように感じました。

以上、『キングダム ハーツ HD2.8 ファイナルチャプタープロローグ』の試遊プレイレポートになります。

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