ヤス氏のグラナディラと一緒に発送した彼の4本目となるグリップです。
ベースはグラナディラ同様スポーツザウルス社製フィリプソンタイプ初期型ハンドル。
グリップ、ヘッド共に基本的にグラナディラと同じ形状ですが
グリップの長さはスポーツザウルス社製初期型に合わせ10㎜程度短くしました。
前のココボロと同じ板から切り出した材ですが、オイルと仕上げの違いからか
色は前より明るめに仕上がりました。

このモデルでは下地塗りと油研ぎにクライデツァイト社の2種類のオイルを使い
仕上げに薄めた油性ウレタンを使ったオイルフィニッシュを行いました。


Prototype



左から№007-07-002・№008-07-003・№010-07-005・№011-07-006


私のグリップのヘビーユーザー、ヤス氏の3本目となるグリップも完成し
発送致しました。
木材の切り出し、穴あけ等までは前のブビンガ小野山氏のグラナディラ
同時進行していたのですが、ヘッド形状をどうするかヤス氏が迷っていたので
成形段階で暫く放置してしまい、小野山氏のグラナディラがネーム彫り待ちで
放置されている間にこちらが追い着いて、同時完成となりました(^^;

ベースとなったのはスポーツザウルス製フィリプソンタイプ初期ハンドル。
私が預かった時にはリールを固定する円盤ナットをペンチで締めたり
していたので円盤ナットやハンドルは傷まみれ、
所構わず置いたりしていたせいでエンドキャップには深い傷まみれ・・・
ヘッド部分のコルクは一部が欠けたりと酷いありさまでした。

グリップ材にグラナディラを使用しましたが、小野山氏のモデルとの違いは
アルミ部分をヘアライン仕上げにした点と、ヘッド部分のグラナディラを限界まで薄く削り
細くシャープな印象にしました。
また、塗装に関しては油研ぎの代わりに水研ぎにし、従来とは違うオイルで
仕上げました。
結果として小野山氏のグラナディラより全体の色は薄いのですが木目がハッキリした仕上りに
なりました。


Prototype



同じくヤス氏から、CODE代表 小野山氏へのプレゼント用として製作し
発送した双子グリップです。

同じ人が使うので太さや形状の統一にも気を使いましたが
重量差も0.4g程度に調整しました。


Prototype


どちらも真っ黒なので何処が違うのか画像では分かり辛いのですが・・・
ベースとなるハンドル部分の色や、木目、彫り文字等が違います(^^;