ラッキーセブン / KB | The Scarteriesのブログ。

The Scarteriesのブログ。

ライブの告知からメンバーのぼやきまで。

突然のトラブル対応。

大変だった。


たまには個人的なブログでもよいよね。

いちおうイベントの振り返りレポートということで。


先に断っておきます。

本番の写真はありません。

今回は動画を僕のカメラで撮ったからです。(別のキャメラマンが撮ってくれております)

あと、バンドのことっていうより自分のことばっかり吐くつもりです。




年に一度、地元相模原町田のために開催しているScatteRed Lightsも今年で7回目。

無事に終えられたのかどうか・・。


無事じゃねーよ!!


なんかほんと大変だった。

(自分の中の)新曲締め切りである9月第一週。

白と黒の鍵盤を叩きまくり、五線紙に書いては消す。


ギターだいちゃんがPCでスマートに、かつ完成度の高いデモを用意しているのに対し、

ほしいな・・・とはずっと思っていながら手が出せない僕は

スキャテリの曲はずっとピアノと五線紙とシャーペンと消しゴムで書いてきました。


デモもない状態で

「これお願い」

ってみんなにいきなり楽譜で渡すのです。


イメージしづらいに決まってますね。


みんなには迷惑きわまりないやり方。

ああいう作曲ソフトって楽器ひとつ買えるような値段なのですよ。


でもうちのメンバーはみんな・・・いやホーン隊リーダーのりさんはじめ、

ほとんどは真面目なので翌週にはわりとさらりとやってしまう。

いやーすごいと毎度感心しつつ、またあっさりやりやがって!と天の邪鬼な気持ちもすこし。


例の締め切り間近、というか当日の夕方に1曲書き終わり、精根果てた頭と体で、

放心しながらさっきまで書いてたのとは全然ちがう音を叩いてみる。

するとさっきまでの1曲書くのにどんだけ時間かかってんだか馬鹿にしたくなるように

もう一曲出てくるんです。


これをスキャテリ用語でサイドエフェクト効果といいます。


しかもこっちのほうがやばい音でてるんじゃないか。

こういう現象は過去に少なくともすでに2回経験しています。


おそらくある一つの曲を何度も弾いているときに、違う感じの音を出しちゃいけないって抑圧があって、それを溜めに溜めて完成したあとに解放するから、ブワーっと出してはいけなかった音があふれだすのかなと考察しております。


そういった理由で、新曲できたときは2曲同時発表になることがままあります。


曲書いててすごく充実感ある瞬間っていうのは2回あって、

1回目はスタジオで生楽器でちゃんと形作られた音が出たとき。

2回目はもちろんライブでお客さんに楽しんでもらえたとき。


1回目は完全に自己満の世界です。。


2回目は必ず得られるものではないです。。


やっぱイマイチだったなーという場合はむしろ心に傷を負います。

あーだこーだ練習させられて人前で演奏させられたメンバーに対しても申し訳ないし。


しかしながら今年は幸運なことに、何人かのお客さんから「良い」と言ってもらえたし、

映像を見ても楽しんでもらえている様子だったのでほっとしてます。




ScatteRed Lights vol.7ではバンドが5も出ました。


そのうち3つに出る(ことになってた)ってあり得ないです。


スキャテリだけでもすでに時間がない状態で、カリプソのバンドと、

スキャテリの誕生時のメンバーのオリジナルバンド。


まりなちゃんなんかは掛け持ちでバンドを3つやってるけど、やっぱあり得ない。

同じイベントにその3バンド全部でて、3バンドとも新曲やるってなったらパンクしちゃうよ。


なんとかできるかなと始めたけど、きつかった。

ここで宣言してしまおう。


もう3バンド同日出演はやりません!


それぞれに力を注ぐ自信がないです。

一番大事な日だし。

スキャテリがいい加減になってしまったら全く意味がない。


3バンドに出るせいで出演予定だったDJもできなかった。

でもやらないでよかった。

さすがに出すぎでしょ。

ギリギリだったなー。いろいろ。


掛け持ちしてる音楽狂いの方々、すごいです。

まねできません。


しかもその成果を見せられずに終わる脱力感無情感


ScatteRed Lightsのオープン1時間前に、DJで使うレコード針が無いことが判明。


地元かつ車で来ていた僕が家に取りに帰る事態。

オープン前の乾杯はもちろんイベントの最初のカリプソバンドには間に合わず、

夕方の町田を車で走り、当然渋滞にはまり、わき道から頭を出している車に道を譲り、

それでも針とヘッドホンを届け、

車を置いたら会場まで足で走り、

完全に雰囲気に乗り遅れる。

そのままステージにあがって10分後のオリジナルバンドに備える。


ライブは割と楽しめたけども、なんだかいろいろ一気に急展開で出だしからまいってしまった。。

もっとタフにならねば。



オープン直前に飛び出していったために

スキャテリの登場曲「相模原音頭」をPAさんに渡すのも忘れてたし、だめですね。。

会場が暗転してからの間が妙に長かったのは、相模原音頭を直前で渡したせいであると思われます。

ごめんなさい。



今回のScatteRed Lightsもたくさんの人に助けられた。


受付はダンスクレオパトラからひとみちゃんななちゃん

峰村亭は峰村姉妹、

あっくんの会社後輩の方がカメラマン。

出演して盛り上げてくれたバンドさんにDJさん。


みなさま本当にありがとうございました。

VOXのスタッフの方々も毎度ですがご迷惑おかけしました。

来年も是非にと思っております!