ーこの話はノンフィクションですー



今日は14時からピピピ郵便局の年賀状バイトの面接だった。

場所は最寄り駅から8駅先にある銭湯の煙突駅だ。この駅は名前が良い。今まで1度も降りたことはないが、前々から気になっていた。


自宅から最寄り駅まで徒歩で20分、電車に乗っている時間は30分、ピピピ郵便局までは銭湯の煙突駅を降りて10分程。

なので所要時間は約1時間のハズだった。

勿論計算済みだったので、1時間前ピッタリに家を出た。


外は雨が降っていて、薄着で出てきてしまった私はこの時少し後悔した。

そして最寄り駅に到着し何事もなく電車に乗り込む。

あっという間に銭湯の煙突駅に着く。

ローカルな雰囲気で、昭和の匂い漂う駅だ。


駅を出ると不安になった。交通量が多いのに、道路が全く整備されていなかったのだ。信号機が明らかにおかしな位置にあったり、道路が歪んでいたり。

そんなことを思いながら、私はピピピ郵便局を目指すため、iPhoneの必要不可欠アプリGoogleマップを開いた。このアプリがなければ米津玄師になってしまうからヒジョーに困る。


チーン「ん??」


おかしい。

さっきまで動きまくっていたiPhoneが圏外になっている。微動だにしないGoogleマップ。

応募ページに行きアクセスを見るとなかなか表示されず泣きそうになったが数秒後、画質は悪いが地図が見れた。しかし銭湯の煙突駅など行ったことがないし、方向音痴なのでこの地図だけでは迷ってしまう。

今自分はここにいるよ!という光が表示されるGoogleマップが地図アプリ界で1番有能だが速度制限でダメダメだ。

留まっていても何も始まらないと思い、それらしい方向へ歩いてみることに。

すると、Googleマップの現在地の光がピピピ郵便局があるとされている方向へ動いた。ピピピ郵便局の名前は表示されていないが、方向は合っていると私は確信した。


方向は合っているはずなのに、郵便局らしいものが見つかる気がしない。それに加え郵便局の近くにあるピピピ小学校、ピピピ図書館すらない。

道はどんどん険しくなっていくのみだ。

私は銭湯の煙突駅に戻った。


真顔「逆かもしれん」


そう、今思えば私はピピピ郵便局がある方向の真逆を進んでいた。これは、私のバカみたいな直感と速度制限のせいだ。急いで逆方向へ行くことにしたがもう時間が始まってしまうので、遅れるということを伝えようと電話恐怖症、緊張を払い除け電話したが速度制限で繋がらなかった。

怒られる覚悟を持ち、足早でピピピ郵便局へ向かった。


ポーン「これがピピピ郵便局!」

ピピピ郵便局は案外立派で驚いた。しかし、建物が大きいため入り口がどこだか分からず困った。

ぐるりと回ると入り口が見えたので近くに行き入ろうとすると自動ドアのはずなのに開く気配がしない。ふと入り口付近の看板を見るとピピピ郵便株式会社営業所と書かれていた。急いでピピピ郵便局を探した。


デレデレ「あったァァァ!」


早急に入り口へGOするが、またしても自動ドアが開かない。しばらく自動ドアの前にいても開かない。


真顔「帰ろう」


心身ともに疲弊しまくった私は罪悪感を持ちつつGO HOMEすることにした。申し訳ございません。あとで電話します。



ピロリン🎵



チーン「なんの通知だろう?」


ー ソフトバンク モバイルネットワークに通信障害発生ー












笑い泣き「やってんなぁ〜」


(ただの速度制限かと思ってた…タイミング悪りぃ!)














※ピピピ郵便局、銭湯の煙突駅は架空のものです