storyteller -3ページ目

自分のことさえわからない僕。






僕が本当に心から求めている人は誰?








わからない。









自分にとって、友達は誰?








わからない。









きっと、友達なんて呼べるほど、僕はその人のことを知らない。

そしてその人も、僕の事を知らないだろう。










本物の僕なんて、鍵を閉めて隠してしまったのだから。

あんなに汚く、醜いもの、人間なんて呼べないのだから。











嘘で組み立てられた、今の僕。

前よりは人間らしく見えるでしょう?









いっそのこと、僕が嫌いな人間じゃなく、他の生物になれたらいいのに。













そしたら少しは、僕以外を信じられるかな?

言葉





ただ顔を近づけて遊んでいた。

どっちが笑わないでいられるか。

幼稚な遊びだけど楽しかった。







その途中、君は僕の頭を押した。

相手の子が顔を引いたから当たらなかった。






 「何すんの?」








 「キスしちゃえばよかったのに~」









きっと君は冗談で言ったんだろうね。








































 「だって、女好きでしょ?」











































































その瞬間に僕はいつもみたいに手首に傷を付けたかった。

















女好き、って何?

女だったら誰とでもキスできると思ってんの?

僕を侮辱してるわけ?










あんたが言ったことは、普通の人にしてみれば、男友達にキスしろって言ってんのと同じなんだよ。

できるか?普通。












その一言で、僕みたいな人が傷つくことを知れ。










人一倍悩んで生きているんだ、僕らは。









それを馬鹿にするなんて、















許さない。

無題





同じクラスのひろくん。



とても優しい人。



男っぽい僕を女としてみてくれた。



あまり話さないけど、



少しだけでも話したとき、



どきん、



苦しくなった。







これは僕の知ってる病気。



恋、だね。







ねぇ?



迷惑なんてかけないから、



このまま、



好きでいさせて?




















































僕、




やっと、




ほんとに好きな人ができて、




嬉しいよ。








僕はひろくんと、



幸せになってみたい。