先日のブログに〝銀行の雰囲気〟としてこんな質問 を頂いたので飽くまでくまでも私の経験と言う事で以下お答えしてみます


社風が体育会系的であり、上司は当然として年次が一つでも上の先輩に意見することは許されない。

⇒組織ですから上下関係について社会人としての礼儀はありますが、意見する事が許されないという軍隊みたいな組織ではないです。上司に対して、表立った批判迄は流石にできないですけどね。ただ、君どう思う?と聞かれた事に対しての意見は言いますよ。私はこう思いますと。

 組織運営の話になると、難しい問題ですね。やり方間違っているなと思う事は多々有りますが、それを意見する事はほとんどしないです。裏を返せばトップはそれだけの責任を負っている訳ですから。それもトップの判断だと思っています。結果を出す部下は重宝がられ、意見を求められたりする傾向はありますね。あいつのあれは凄いななんてのはやっぱり一緒に仕事していると分かりますからね。店として数字を挙げるためにノウハウを持った人間の意見を参考にするというのは必要不可欠ですから。

 また、先輩後輩の関係ですが、権限と言う観点から見れば、横並びです。但し、雑用は今いる中の若い人間が率先してやるという文化は残っています。ただ、意見を言うことが許されないなんて事は上司が先ず許さない環境だと思います。


もし意見しようものなら、判子がもらえないなど実務に支障をきたす

⇒個人的な感情で判子を押さないなんて事は先ず普通の上司ならありえません。案件を取り上げる   のに対しても、断るのにも当然理由を明示して決裁を取るわけですから。あまりに理不尽な理由で認めないなんて事を中間管理職でやれば、上司はその中間管理職を叱責します。それに、我々の仕事の延長上にはお客様がいるわけです。それを踏まえれば部下が気に入らないから、決裁をしないなんて事はできないです。


飲み会の席では女子行員に対するセクハラが横行している

⇒セクハラの解釈が難しい部分もあるのですが、お触りなどのセクハラやると完全にアウトですね。本部にその事実を通告すると間違いなく飛ばされます。女性が団結し、本部に報告し、支店長が飛ばされたなんて例もありますよ。まあキャラクターでソフトタッチが許される奇特な人は若干いるのは事実ですが(^^;)。また、店内旅行とか、呑み会で新人が支店長の横に座らせられるみたいなのはありますけど。

 
退社時間はPM10時~11時であり、その上大抵の日には仕事を持ち帰らなければならない

⇒そんなに遅くまでしないですね。原則PM8時に退行します。今は情報漏えいの観点から、書類の持ち出しは一切できない事になっています。仕事の持ち帰りを全くしていないとは言わないですけれど。

 


月に100時間の残業はざらにあるが、残業代が支払われることは無い。

⇒そんなに残業できないですね。但し、全部を申告しているわけではないですけれどね。

 前に書きましたが、残業も含めた給与水準という拡大解釈し、納得している部分もあります。

利益を上げることが最優先の現場において、スキルも経験も無い新入行員が尊敬される立場にないことは容易に想像ができます。しかし、この本にあるように人間性を否定されるような扱いを受け、上司の気まぐれによって何年もまともに仕事をさせてもらえないような状態が現実にあるのなら、銀行への就職を考え直したくなってしまいます。

⇒銀行で支店長が絶対的な人事権を持っているのは事実です。上司と喧嘩をした為に悪い評価を付けられると言う例もあります。ただ、それは銀行に限らずどの組織も同じで銀行だけが特殊な世界と言う事ではないと思います。

ご参考になるかどうか分かりませんがこんな感じです

参考にあげられた本は私もメルマガで読んでましたが、こんなに酷い上司もいるんだと他人事のように思っていました(^^;)色々な事件がニュースで取り上げられると、あたかもその事件が全国で起こっている様な感覚になります。例えば、中国で反日感情のデモとか起きますけれど、あれは氷山の一角であって、中国全土であんなデモが起きているわけではなかったりとか。それと同じではないでしょうか?

作者のされた体験は恐らく事実なのでしょう。ただ、その会社がそういう人間ばかりなら、皆辞めると思いませんか?確かにいろいろな人がいるでしょうが、皆がそういう人ではないと思います。就職活動する中で会社の人に色々会うと思いますが、その人を良く見てください。会社の体質とかそういうものが少しでも感じ取れると思います。私はバブル期の採用なのでシビアな経験をしていませんが、この人と一緒に働きたいなと思える人が一番多かったのが今の(前の?)会社です。