1月7日日曜日。

学校のクリスマス休暇最終日。


旦那の従妹とその子供達と一緒に

パリ・ベルシー地区で

“L'Horizon de Khéops”(ケオプスの地平線)の

バーチャル旅行を体験してきました。


ケオプスとはフランス語でのクフ王

実は私は2度目の体験でしてラブ

一回目は実際にピラミッドを目の前に

来ている感覚を味わっただけで涙が…

どれだけエジプトが好きなんだろう

と自笑。

今回は私の発案なので、皆んなが

満足するかドキドキでした。


このバーチャル体験ツアー、

先ず装備する必要があります。



この背中に背負う装置、4キロあります。
アラ還目前の私にはかなりヘビー💦。

そして、

VR(バーチャルリアリティ)ゴーグルをつけ

ギザピラミッド複合体を中心に

古代エジプトの世界を体験するツアーに

出発します!


このスペースをうろうろします😆


残念ながら写真は撮れません。

ですので宣伝動画(英語版)を

貼っておきます。



元々はEmissiveというフランスの会社が
3 年間の研究開発で実現したクフ王の
ピラミッド内の仮想現実没入型体験システムで
2022年ヒエログリフ解読200周年記念に
パリ・アラブ世界研究所で公開されたものです。

本物のピラミッド内部の王の間に入る時、
入口が低いので腰を屈めて入るのですが
この仮想現実ツアーでも同じ場面で、
ツアーガイドが低姿勢で進んで行く後を
こちらも屈んで続きます…
後で考えたらバーチャルなので
屈む必要はなかったと笑い泣き

従妹や子供達はもちろん、
エジプト嫌いの旦那も凄く喜んでいたので
とりあえずホッとしました。

その後、義父の家へ新年と
エピファニのお祝いに
ガレット・デ・ロワを食べに!


キリスト教徒がイエスの洗礼を祝う

エピファニ(公現祭)と古代ローマ時代の

農神祭が合体した新年の習慣で、

本来は1月6日が正式の日なのですが、

信者や家族が集まりやすい日にと

現在では1月2日以降の最初の日曜日に

フランスではガレット・デ・ロワを

家族で食べて祝います。



ガレット・デ・ロワはパイ生地に

フランジパン(アーモンドクリーム)を挟み、

小さいフェーヴ(陶器製の小さい人形)を

忍ばせ焼いたパイ菓子です。

パイを切り分けた大人が、一番幼い子に

カットしたパイを誰に配るか指名させます。

配り終わったら皆んなで食べ始め

フェーヴが入っているパイに当たった人が

ガレット・デ・ロワに付いてくる

王冠👑を被ります。



パイの断面
こぐまのフェーヴ(フェーヴfèveはフランス語でそら豆。昔は乾燥豆を入れていた名残りから)
彼女が指名し、見事にクイーンに!


フランス🇫🇷の新年の習慣の紹介でした。