北海道に来て3週間。


すべてが初体験。


農業の楽しさに魅了されている。


今、ビニールハウス内でのトマトの定植作業がメインである。


専門用語はわからないがトマト苗の産毛のようなものが


赤ちゃんの産毛に見えてとてもかわいい。


こんなにも手がかかるとは思わなかった。


過保護だなと思いながら作業をする。


収穫が楽しみである。






お遍路を終えて東京に帰ってきた。


ある日、第78番札所である郷照寺から手紙が届いた。


88箇所お寺がある中で唯一、郷照寺からのみであった。


そのお寺は妹の住んでいる場所のすぐ近くである。


その手紙を見てピンときた。


妹の旦那の御先祖様がらみだと思った。


すぐに妹に電話をして、


そのお寺に御参りするように指示した。


さらに気になるアクセサリーがあれば購入することを薦めた。


今年に入り、東京は危ないので来るのを控えるよう電話すると


その電話の中で子供ができたと教えてくれた。


私がお遍路に行った時に


子供ができるよう願掛けをお願いされていた。


妹の旦那の家族からは


私がお遍路を回ったからだと感謝していると言われた。


私自身もすべてがうまく流れている感覚がある。


つまりがなくなった感じがある。


今回の北海道移住の件もスムーズに決まり


なんとなく今後の方向性が見えてきた。


感謝、感謝。







2010年の6月から7月にかけて


38日間をかけて四国で歩き遍路をした。


前にも述べたが妹が香川県に住んでいる。


88番のお寺に近いということで


そのお寺に車で送ってもらい


逆打ちを開始した。


香川愛媛とまわり高知の桂浜に到着したとき


宿でNHKの竜馬伝を見た。


ちょうど武市半平太が切腹するシーンであった。


号泣しながら見ていた。


武市半平太は37歳で切腹でなくなった。


そのとき私も37歳。シンクロニシティを感じた。


それを見て何かが終わりだと思った。


私はそれまでの人生は「償い」の人生であり


今回のお遍路でそれが終わりということと理解した。


これから自分の本当の人生が始まるんだと思った。


それ以降、もうお遍路に飽きてしまい急いで終わらせた。


お遍路とは自分のことを気づかせてくれる修行だと思う。


何回も回る人がいるが


自分のことに気づけば何回も回る必要はないと思う。


すべてを終えたとき感謝しかなかった。