憲俊です。
人に注意をするのは難しい
良かれと思っていても相手の受け取り方によっては嫌な気持ちにさせてしまう
そして大体そういう人には本質が中々伝わらない。
「プライド」が邪魔をしている
ちんけな「プライド」は成長を妨げる
でも人には「プライド」がある
僕も昔は「プライド」の塊だった
それを
坂井さんや芳正さんが剥ぎ取ってくれた
つい最近の事では松田さんやイマニさん達との楽しい飲み会で笑いながら学んだ
だから気持ちは分かる
今回の舞台
稽古をプロデューサー目線で見ていると
成長著しい役者とそうでない役者の違いが如実にハッキリと分かる
ただ一心不乱に向き合うのも正解
ちょっと周りのバランスを見ながら向き合うのも正解
世の中大体不正解なんてないのかもしれない
でも!
たった一つだけ不正解があるなら
先輩や演出の言葉や話を受け入れない事
僕も分からない表現や疑問などがあったら演出に聞く
近し仲間に聞く
これが聞き方も難しい!
演出の本質を捉えようとしながらも
言葉の選択を間違ってしまう時もある
それでも一歩前に進んでいる
僕はやっぱり
「言葉」を受け入れない役者
or
自分が出来ていると勘違いをし
周りの話を聞かない役者はダメだと思う
こう言いながら
自分も「今」そうでない様に気をつけるし
毎回ロボットの様に変わらない表現をしていて
そこに疑問を持たないのはダメだと思う
それはつまり
「人の話を聞いてない」という事
人の話を聞いていたら
自然と人間は表情から動きから全て変わる
聞いていない人間は変わらない、変われない
それもこれも
ちんけな「プライド」のせいだろう
自分を改めて見つめなおす瞬間が生まれないのだろう
「これで良い!」と思ってしまったのだろう
人の居方をみながら
自分を戒め
より良い表現に近づける様に
よりきちんと人の話を聞いて
よりその瞬間を生きて表現したい
なんだか今日は色々な事を書いてしまった
ただ一言
僕は先輩達に恵まれている
環境に恵まれている
そんな先輩達に恥じない様な
そんな先輩達が観たら喜んで貰える様な
そんな先輩達にこの声が届く様な舞台を創りたい
まだまだできる
最後までできる
だから楽しい!!!
今日も濃縮した時間を生きてきます。
より良い舞台を創る為に!