憲俊です。
本日はお稽古お休み
夜はお仕事がありまして
それまでに台本を読み込みたい
役者という仕事を与えられた台本を
命を削り読み込む事が出来るのか!
ちょっと前の僕は演出の言う事を全うしようとしたけど
芳正さんとの芝居談義や
へそ曲がり松田さんと出会って意識が変わった
自分が嘘だと思う事に対して
自分の辻褄が合っていない事に関して
無理やり芝居をするのがもう嫌になった!
だって嘘で動かされているだけなんだもん
「ここからあそこに動く」
という動きをつけられて
自分の理解力の無さからどうしても動かない時は動けない
動こうとして
動くきっかけを探すのも僕らの仕事
こんなきっかけどうでしょ?と提案するのも僕らの仕事
動くきっかけが無ければそれを納得いくまで追求するのが僕らの仕事
手先まで震えがくるほど集中して
手先まで震えがくるほど命削って
毎日毎日少しずつ研ぎ澄まされていく
のが!!!
今回は早すぎて
昨日の夜もちょっと嫌な事があって
大分くらって
今日朝一で知った訃報にて
お会いした事も無いですし
よく観ていたわけでも無い。
ただただポカーンとして
何故か涙が溢れ流れてくる
仕事がら追い込むのは良いけれど
もうこれは「不安定」に近い
「不安定」にも良い所はある
「不安定」な程敏感だから
心の扉を開けっ放しで稽古に挑む事ができる
扉開けっ放しで人と交われる
開けっ放しで酒を飲んで
笑顔もいつもより楽しくなる
よしよし!
僕はこのスタイルだ!
「ちゃんと人と交わる」
良くない事もあるかもしれないけれど
役者としては意識してきちんと歩んでいる気がする
大地が震えるほどの温度感
稽古場がひりつく緊張感をもっと出していこう!
一日一憲俊