将臣です♪


SCANP6が終わってからもう2週間が経つんですね!毎年そうですけど、あんなけ毎日会ってた皆やからいざ終わると、やっぱり寂しくて、既に懐かしく感じてしまうやんね。


さて、今回は前回のブログで書けなかった、
沖田総司への役について書きますね。

以前にも書いたんですけど
沖田は昔からずっとやりたかった役でした。
天才剣士と言われながら、労咳で若くして死した隊士。美少年として描かれる事も多いです。
歴史的にもめっちゃ人気のある人物やから、皆さんの中には歴史が好きな人やったり、テレビとかで沖田を見て既にイメージがある人も多かったと思います。

そんな皆から愛されてる沖田。

勿論僕の中でも沖田は創造されていました。

演出、脚本に描かれている沖田。

どの『沖田総司』が正解なのか…?

沢山考えました。

悩みました。

でも…
正解はありませんでした。

自ずと板の上にいるとわかりました。
考えて作るんやなくて、台本をしっかり理解した上で、板の上で生きた他の隊士や浪士達の言葉や行動を受けて、演出家を信じれば、迷いはなくなりました。

ただただ感じたままに。

そんな僕の沖田が皆さんに受け入れられたかはわかりません。史実や今迄のイメージになかった沖田かもしれません。でも、SCANP6の沖田はあそこで間違いなく生きていたと僕は感じています。


ってなんか生意気な事、書きました(^_^;)


沖田を演じる上で特に気をつけたのは

刀。

実は舞台最初のシーンでは自分から刀を抜く事はなかったんです。
気づきました?
いわば、護りの剣。

強いものに憧れていた沖田が憧れた、その強いものである芹沢鴨!を自らの手で斬った時から初めて、
攻めの剣になりました。

しかしその強いものを斬った事実は
不本意でありながら毒で弱らせた上での斬る。
それは沖田の中で強いものを超えた真実にはならなかったんだと思います。
慕っていた近藤局長への不信感。

それからの沖田の剣には、攻めの剣と同時に迷いの剣が入りました。

そして、池田屋での死を意識した
覚悟の剣。

これ迄の殺陣の経験の中で、刀にこんなにも感情を込めた事はなかったかもしれません。

表情。

ただ強いものに憧れていた頃は戦いを楽しんで笑っていたり。
憧れの芹沢、慕ってちる近藤がぶつかっている時は悩んだり。
迷ったり…怒ったり…悟ったり…

でも最後のシーンの瞬間、
沖田の体には芹沢鴨が少し乗り移った様な気がしました。

大きな大きな存在。
芹沢鴨には敵わなかったけど、初めてその瞬間強いものに近づけた瞬間でした。


今回の舞台で感じた事は

『意志は繋がる』

人は死んでも意志は死なず。
繋いでいく人がおる。
繋ぐ人がおる限り、意志は生きていく。

それは色んな事にも言い換えれますよね。
それは僕が体を貸していたお世話になった、武将隊もまた然りです。

時代は変われど生きている繋いできた意志があります。
先人に感謝し、繋いでくれた人達に感謝し、今を生きる受け取った者達は責任を持ち、次にまた繋いでいくんです。

そーいった事を感じさせられた舞台でした。


って感じた事書いてたら、
これ止まらへんね(^_^;)笑

せやから今日はこの辺で。

いつも皆さん、読んでくれたり、いいね。とかコメントとかホンマありがとうございます。

最後に少しだけオフショットも載せておきます。

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ほなほな〜(^o^)