「幸せ」について日本人が語る時、多くの人が出す、世界の幸福度ランキング。そして、すべての北欧諸国の国が上位に入っているというのは尊敬するところです。この本自体では、決して北欧が何故この調査の上位に入っているのか、とかに関しては全く記述はなく、それでも、やはり・・・

こうやって調査報告を参照して紹介しているくらいです。

ここで紹介されているのは、1973年から89年の、ヨーロッパの9カ国の「自分の人生に満足しているか」の比率の推移を表したものです。やっぱり、デンマーク!今も1位なのかしら、もう、デンマークはずーっと1位とか2位のイメージしかない(*´▽`*)

 

本のおおよそのあらすじは、幸せを感じるには、時には自分のこだわり、必要もない欲、根拠のない不安などを捨てましょう。自然のまま起こっていく事象をありのままに受け入れて、受け入れたり受け入れなかったりするのは、周りの目を気にすることなく、自分自身の責任で取捨選択しましょう♪そのためにも、絶対に譲れない自分の核となる重要な信念を持ち、その核を中心にしながら人生を楽しく進みましょう。という感じです。とても東洋思想というか、仏教の考え方を多く含んでいるな~と個人的には思いました。もちろんいい意味で、です!

本当はもっともっと色々なヒントが書かれているのですが、私が印象に残ったのはこんな感じです。

 

あまりこの本とは関係がないようで、あるような話で恐縮です。そしてさらに北欧とも関係があるようでないような話ですみません(*´ω`)でも、やっぱり北欧=幸せな国々というイメージと実際にこうやって世界的にも知られている事実。それにそれに一応この本にも記述があったので、書いておこうと思います。

 

こういった世界中の人の感情などを数値化してランキング化するものは参考程度にするだけにして、それをすべて鵜呑みにしてはいけないと思います。その国の言葉や文化、またはその個人によって、また聞き方によって偏りがでるからです。

茂木さんの言葉を借りると、英語でAre you happy?という質問を現地の人にするのと、日本語で幸せですか?と日本人に尋ねたときに、文化的、または言語的な影響でニュアンスが違ってくる。私なりに言い換えると、1つのとてもシンプルな質問を世界中の人たちに尋ねても、言語はその言語によって意味が微妙に違ったり、また、文化的に「幸せです!」というのを謙遜して言わなかったりなどの理由で(←日本のこと)同じような尺度ではけっしてデータが取れないということを常に念頭に置いた上でこういったデータを見るべき。

1位はデンマークか、へ~!!!!すっご~いだけで終わらないでさらにデンマークについての国について調べたり、もっと言えば言葉を実際に勉強したりしてもっともっと知識を掘り下げる必要があるんじゃないかなと思います。ちなみに、上のデーターでイタリアはずっと一番下を走ってますが、私はそれなりにイタリアと深い関係があり、言語もそれなりに理解できるので、この低迷の理由も何となくですが納得がいきます。この辺は、このブログとは関係がないので割愛!

 

もちろん、北欧諸国が、幸せじゃないと言っているわけではありません。今までみてきた北欧の国の人たちは笑顔が絶えないとても素朴でみんな伸び伸びと暮らしているのは私も自分の身をもって体験してきています。全否定はしませんが、こういった人間の深層心理に関わる国際的なデーターはあくまでも参考程度にしたほうがいいのではないかな~と個人的にも思います。

 

こういった国全体のデータも確かに大切にしたいですが、何よりもまず、この本でも書かれているように、個人、自分自身の幸せを見つけるほうがよっぽどか先決のように思います(笑)

なんだか北欧と関係あるんだか、この本とも関係があるんだかわからない話になってしまいましたm(__)m

 

もう1つすぐ読めた北欧の本を読んだのですぐにブログをアップしたいとおもいます♡