いつものように書斎で集中している時のこと、

忘れかけていた方から宅急便が届く。

4月の上京の折りのことだった。

エコファッションのパイオニアデザイナー、

エコマコの岡正子 氏、彼女は学校経営など世界的に活動している。

日本橋の三越での事がきっかけで長い電話を頂き、

ゆっきりお会いすり機会を約束していた。

その彼女からプレゼントが届く。

「自然のエネルギーを身にまとう」ことをコンセプトに

環境との共存を目指す想いから生まれたライフスタイルブランドなのだ。

私が愛用している三宅一生は戦いの服、そしてこれは癒しの服であり、

よいコラボレーションだと求めたものだ。

彼女の清々しいお人柄らしく、空気か風を感じる作品に感動である。

こんな時柳生家の家訓を思い出す。

少才は縁に会っても縁に気付かず
中才は縁に会っても縁を生かせず
大才は袖擦り合う縁をも生かす

素直に自然体であれば、人との縁など、人生とはいいものである。


気分転換に、夕暮れて7時過ぎ雨上がりの薄紫色の外へ散歩に出る。
道道のブルーやピンクの紫陽花、色とりどりのゼラニュウムが鮮やかに美しい。 川に沿って歩くと、地域住民に守られ、保護されている川は、あるべき自然の生態を壊されることなく、生き生きと呼吸しているのが感じられる。
棟方志功のメッセージの一つを思い出す。
「人と遊ぶことはさほど難しくなく、鳥や花と遊ぶことは少し難しく、雲や雨や雷と遊ぶことはかなり難しい。 そして最も難しいことは芸術の中で遊ぶことです。」

反日「意味への意義」の読書に没頭する。………
「苦悩はそれ自身のうちに意味可能性を宿している」こと、すなわち「苦悩は、われわれが状況を変えることが出来ない場合には、まさにわれわれ自身を、成熟させ、成長させ、われわれ自身を越えて成長させる可能性を宿している」こと。 このことは、死の床にある生においてすら・意味・を闘い取っている。………
清々しくなって帰る予防歯科と違って、

今回の治療は三時間程要し、

椅子を離れた時には少々クラクラする程。

ドクターとのラ・ポールもよい雰囲気を感じ、

治療中はドクターとの会話はいつの間にか

手旗信号の真似事で意気投合する。

違和感のある歯をそっと噛み締め、降り始めた雨をすり抜け帰る。



「意味への意志」を読み始める。

「夜と霧」の作家フランクルの著書。

………人間誰しも心の中にアウシュビッツ(苦悩)を持っている。

しかし、あなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望しない。

あなたを待っている誰かや何かがある限り、

あなたは生き延びることが出来るし、自己実現できる。………

………人間はその死の瞬間まで、成長する可能性を持った生き物である。

だからこそ「希望の小窓」を閉じてはいけない。

………… そんなに言うフランクルの作品を読みたくなる。

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