SCan“風の旅”-画像0049.jpg



身を乗り出して受ける講座は「日中文化交流史話」。

雨に煙る一日、雨もなんのその、徹底的に家の掃除を午前中に終る。

清々しい気持で雨を楽しむところだが、
もう一つの楽しみの講座に向かう。
ピンクの傘をクルクル回しながら鼻唄混じりでバスを待つ。

「弘法大師の思想と文学」、学者とは何と素晴らしく、
次から次に深い知識がほとばしり出るのだろう。

学び続ければ続けるほど、しみじみと喜びが湧き上がる。

よき講師に出会える幸せに感謝せずにおれない。

空海の「性霊集」白骨連相、白骨離相をよむ。
講師は合間に呟くように言われる。
どうせ死ぬのだから、折角なら長生きしたいものだ。
どうせ死ぬのだから、早く死にたいと言う人もいるでしょうが、
いろいろでいいでしょう————と。

プリントの最後には、
空海の書「風信帖」。 その書の美しさに見とれてしまった。




陽光が心地よいリビングは、薔薇の香りが満ち、
キッチンはユズジャムづくりでユズの香りの幸せに包まれる。

菜園はいつの間にかプランターから溢れるように
大きな葉がパチパチに育っている。
朝食のサラダに取り立てのレタスは幸せだ。

小春日和りの庭でお茶をすれば、
猫のジジものんびり日溜まりに長くなり、遠く近くに紅葉した
木々を飛び回る小鳥がさえずる。

我が家も干し柿をつくる。
青空によく似合う風景だ。

昼下がり、書斎の窓に広がる紅葉した木々と青空を見つつ、
お気に入りの「ガラスペン」で長い手紙を書く。
何事にも前向きで、水泳など記録を更新したり、
楽しく奮闘していたその方は、ここのとこ急に体調悪く、
入院した後は病院通いをしてると電話で知った。
年齢を重ねる毎に、元気に満ち溢れて人生されていたのに。

ペンをいつまでも置くことが出来ず、
語るように十数枚の手紙となる。

黄昏いく窓辺にぴったりよって読書。
黄昏いく一瞬の淡い紫色が好きだ。

今日も幸せに幕が降りていく。 感謝


SCan“風の旅”-画像0064.jpg



大きなバラの花束を抱いてサンパレスでのバレー公演へ向かう。

毎年の事ながら、ご招待頂き、美しく豊かな世界で、
夢のような時間に浸る。

子供の頃からずっと続け、ロシア留学され、
今では指導者として活躍されている。

その美しく、しなやかな表現に感動して涙している私がいた。

久々に訪ねてくれた友に会え幸せだった。
少しでも新鮮で大きな花束をと思っていたが、糸島の友に相談すると、
生産者から直接買って、
香り高い立派な真っ赤なバラを届けて下さった。
おまけに、私にまでバラの花束と袋には沢山の「ユズ」をつめて。

ユズ色に緑の葉が美しい。
初めて知るユズの葉の形。

昨日はこまめに手作りをする友より「カリンジャム」を頂いた。
明日は私も「ユズジャム」を作ってみようと思う。