風が吹いていた。
時に強い風が。

抱いた子は、風が吹く度 目を細目 風と呼吸を合わせリズムをとっている。

春風と幼子のハーモニー。
その曲はきっと大宇宙と大合唱のことだろう。

素晴らしかった!
感動した!

つかの間のこと、
春風と幼子の呼吸はピッタリと合い、リズミカルだった。

大人の私は、春風と幼子の語らいに、ただ寄り添っているだけだった。