どんより重たい空、小雨の降る今日は湿度も高く、重たい空気。
適度な温度と光と音楽で心地好い環境を創り、読書の一日としよう。
「ゾウの時間ネズミの時間」(サイズの生物学)
本川達雄著
一言、難解だった。
そのはず、理学部生物学科、サイズからみる生物学なのだから。
それでも、どうにか読み終わる。
「生き生きとした自然に接していないと、人間はどうもすぐに頭の中を見つめはじめ、そして抽象的になっていくもののようだ。抽象的になりはじめると、とめどなく思考のサイズは大きくなり、頭でっかちになっていく。
都会人のやっていることは、はたしてヒト本来のサイズに見合ったものだろうか?
からだのサイズは昔とそう変わらないのに、思考のサイズばかり急激に大きくなっていく、それが今の都会人ではないだろうか。 体をおきざりにして、頭だけどんどん先に進んでしまったことが、現在の人類の不幸の最大の原因だと私は思っている。」
と むすばれていた。
……一生のうた…… 1、
ゾウさんも
ネコもネズミも心臓は
ドッキン ドッキン と
20億回 打って止まる
2、
ウグイスも
カラス トンビにツル ダチョウ
スゥハァ スゥハァ と
息を三億回 吸って終わる
3、
けものなら
みんな変わらず 一生に
1キログラム の 体重あたり
15億ジュール 消費する
