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珍しく真夜中に目がさえた。
幸いにナイトテーブルに「ちび物語」があり、
穏やかに、優しく、美しい文章に誘われ、
柔らかい眠りについたのは勿論である。
まるでこんな時に読むための本であるかのように。

ポーランド児童文学を代表する作家の一人で、
優れた詩人でもある女流作家エバ・シェルブルグ・ザレンビーナの
作品である「こよなくいとしいものたち」。
作者の幼年時代に愛した動物たちの思い出を
レーニャという女の子を主人公にして書いた短編集が「ちび物語」という題で、
日本でも訳が出ていると知り手元に持つことができた本だ。
細やかな、優しい行き届いた文章に引き込まれていった幸せな空間。