ScanSnapをMacBookAirと組み合わせて使うならこういう使い方
とうとう念願のMacBookAirを手に入れました。
DoCoMoのwifiルーターを2年契約してPCが3万円引きになるという
某家電量販店のキャンペーンを使いました。
この記事ではScanSnapを「MacBookAirと使う」という点に焦点を当てて
「こういう使い方はどうだろう」
ということを書いています。
1.MacBookAir 11.6インチの特徴
まず「MacBookAir11.6インチとはどんなものか」を挙げてみます。
・メモリにしろ、ストレージ(SSD)にしろ、容量は多くない。
・CPUの速度は速くない
・DVDやBlue-Rayといった光学ドライブを内蔵しない
・有線LANのポートを内蔵しない。無線LANは内蔵している
・「軽い」「薄い」「SSDなのでHDD搭載PCほど振動に気を使わないでいい」という点から
持ち運んで使われることに秀でている
・サイズの割には高解像度に対応している
・USBインタフェースが左右側面それぞれ1カ所ずつある
・スリープ(電源off?)に入る/復帰するが圧倒的に速い。蓋を閉めると電源が切れ(?)、
蓋を開けると電源が入るのだが、これが1-2秒程度
・VirtualBox+WinXP+Officeが平然と動作する
2.MacBookAirのMacBookAirらしい使い方
これは、以前にも書いた
「MacFan1月号」の特集に書かれていたことの
そのまんま受け売りになりそうな感じですが、
MacBookAirというのはこのように使われることに向いていると考えます。
・出先で気軽に出したりしまったりして使う。
・MacBookAirは必ずインターネット接続環境で使う
・多数のファイルを本体内に保存する使い方は向かない。インターネット上のストレージ(DropBox,SugarSyn,etc…)にファイルを起きつつ、「インターネット接続が切れた環境でも必ず使いたいファイル」に限ってインターネットストレージ上のファイル(フォルダ)と同期してローカルにファイルを保存する。
・PDFファイル、テキストファイルといった、環境に依存しにくいファイル形式のファイルを使う
3.ScanSnapをMacBookAirと組み合わせて使う
では本題です。
あ、ちなみに私が持っているScanSnapはWindowsモデルなので
ScanSnapを使ったスキャンは自宅のWindowsPC上でスキャン実行/保存しています。
(Windows機といってもMacBook(2008)をOSX/Windows7デュアル環境によるものですが)
以下の説明では、このWindows機を「ベースPC」と呼んでいます。
・ScanSnapを使ってスキャンしたドキュメントはベースPC上に保存する
・自宅外で使うPDFはDropBox/SugarSync上に保存する。
・MacBookAirでは、DropBox/SugarSync上のファイルを開く。オフライン状態でもみる必要がある場合は、MacBookAir上のファイル(フォルダ)と同期させる。
・スキャンしたPDFに必要に応じて書き込む。PC上で書き込むことができる内容についてはMacBookAir上でPDFに直接書き込む
・「PDF」と書いたが、ものによっては画像ファイルとして保存することも検討する。(たとえば、保守作業記録のように日々増えるものは、日々のスキャンによる保存は画像(JPEG等)にしておき、月単位ではまとめてPDFにする。)
---つまりこういうことかなぁ---
多分、ポイントとなるのは
「スキャンした内容をMacBookAir上に直接保存しないこと」
だと思います。
スキャンによる保存は、
「今後使うかもしれないものも確実に必要なものもなんでもかんでも保存」
に近いのですが、
MacBookAirで使うためのファイルをインターネットストレージにおいたり同期設定をする過程で
「情報のソース(=スキャンして取り込んだファイル)の取捨選択」
をしていることになるからです。
この過程で、頭の中で整理する、という作業が生まれることにより、
その後の作業の生産性向上に寄与します。
MacBookAirを購入した当初である現時点で書いたこの記事ですが、
今後、MacBookAir+ScanSnap+その他PCやサービスという環境での利用によって
どのように使い方や生産性が変化していくかをみていきたいと思います。