Mac Book Fan 2011.1掲載のMacBookAir検証報告の記事の結論は秀逸!
前にもちらと書いたのですが、最近気になっているPCは
AppleのMac Book Air
DELLのInspiron Duo
です。
今日、Mac Book Fanの2011年1月号をBookoffで買ったので読んでいたのですが、
その中の特集記事「MacBookAir 検証報告」の記事で
結論として書かれていたことがとても秀逸だと感じたので、ちょっと記事として書いておきます。
同雑誌を読んでいない人にはなんのことか分からないでしょうから、
ちょっと雑誌のその記事の内容について、概要を書きます。
(1)MacBookAirの基本的な内容として、サイズ、重さ、強度、構成変更の自由度、など
(2)他のMacBook製品との比較(特にMacBookAir旧モデルと、MacBookProやMacBookのHDD搭載モデル。)
(3)結論:「あなたに最適なMacはMacBookエア(Air)なのか?」
さて、今回感銘を受けたのは、この特集の結論部分です。
「新MacBookエアがフィットするのはこういう人」として次の点を挙げています。
(下記内容はMacBookFan 2011年1月号掲載の内容をそのまま引用しました。)
太字部分については後段で引用・説明します。
(1)機能や処理性能よりも軽快さを優先する人
(2)小さなボディでもデスクトップは広いほうがいい人
(3)無線LANを利用したサービスやデバイスの活用が好きな人
(4)テキストやネットなどの軽い作業をメインとする人
(5)内蔵光学ドライブがなくてもまったく困らない人
(6)市販アプリケーションよりダウンロードソフトの利用が多い人
(7)メモリやSSDが少ないなりの節約術を心得ている人
(8)メモリを多量に使えなくても問題ないアプリを使っている人
太字部分を読んでどのように感じますか?
私は「この記事のライターは、京都の老舗の料亭の人のようだ」と感じました。
『一見(いちげん)さんお断り』
のごとく、
「知ってる人、このMacBookAirを使える技術と状況の人じゃなきゃ、
こいつ(MaccBookAir)は使えないよ。買うだけもったいないよ。」
と言っているように感じます。
もしライターがそのように意図して書いているなら、私は心底同意です。
このMacBookAirは、その特集の結論で言っているような状況で使ってこそ
「思考のスピードと同調、あるいは加速するデバイス」
となるのだと、私は思います。
このMacBookAirは、「かっこいいから」「iPhone使ってるからMac使おうかな」
といった、利用目的から入らないユーザにはかなりつっけんどんな態度を
とることでしょう。
この的確で、甘えのない結論の書き方は見事です。