101. | シャンプーハット

101.

一昨日、まな板にカビが生えたという奇跡的かつ致命的なミスをネタとしてここにつらつら長々と書こうと思い立ち、終盤に差し掛かったところで、「今すぐiTunesの更新をしますか?」という我がパソコンからの質問に「はい」と答えてしまったのが運のツキだったという他ない

これほど俺がイエスマンという自らの存在の日本人という特性を呪ったこともないだろう……

つーわけで、練りに練って書いた文章が一瞬で消し飛ぶという、6段のトランプタワーの完成間近というところでエアコンの風が不意に吹いてきて1段目まで倒れてしまったみたいな(実際にはあり得ないだろうが)事象が展開してしまった以上、俺のやる気ゲージは書き直しという行為を実行するほど余裕を持て余していなかったということだ

だから詳細が気になる人は、一ヶ月後に俺が帰省した折にでも直接訊いてくれるようご了承願いたい



さて、昨日は夜2時過ぎに寝た

色々あって疲れていた

それが原因なのかどうかは知らないが、目が覚めた時によく寝たーと感じるわけだ、これが。


時計を見て目を疑った

俺の視力では、一番近くにあるビデオレコーダーの時計を見るのが寝起きの体にしてみても最適な行動だった

「まさか……」と、呟いた

俺の見る限りでは、どうやら数十分しか寝ていないことになるらしい

だが、それはどう考えてもおかしすぎる

カーテンを閉めた部屋の中から見ると、外は仄明るく、どうしてももう一つの可能性は肯定できない

…時計が狂ったのか……?

まだ買ってから3カ月強だというのに。

取り敢えず、時間が時間なら早々に学校へ行く準備をしなくてはなるまい

そう思っていつも着けている腕時計で再度時刻を確認するが――さっき見た時刻と殆ど変わらない時を時計盤は刻んでいた


何かがおかしい

そう思うのは寝ぼけた頭の所為だろうか?

はたまた夢オチか?

様々な思考が脳内を駆け巡っていくのを感じる

2つも時計が狂うことはあるだろうか、いやない(反語)

…ここで「(反語)」を挿入するのは最早お約束だろう、そんなことを考えつつカーテンを開けてみると外は雨だった……


……要約しよう。

つまり俺は12時間以上、それも平日に寝てしまったのだ

これはもう救いようのない事実であり、今更学校に行っても栓なきことであり、本日のひきこもりが決定した

相変わらずまな板のカビは取れないし、第一食材という食材が底をついているような状態だ

ていうか、そういえば最近学食で昼飯食ってないな……


当面の問題は「これからどうするか」である

こんな時間に起きてしまっては、夜になってもなかなか眠れないのは明白だ

これは………やるしかないのか……?