1月26日(月)


大騒ぎの週末が明けて、朝一番で学校に立ち寄り担任の先生に事情を説明しました。その後、ようやく先週見つけられなかった整形外科に辿りつきました。ドクターは、評判の良い方らしく、待合室は大変混雑していました。1時間待って、ようやく診察を受けたところ、花子ちゃんの足首の骨は縦の割れ目がくるぶしまで入りそこからぐるりと今度は水平に割れているということで、複雑骨折ではないけれど、6週間はギブスが必要とのこと、3,4週間で済むかと思っていたので、予想以上でした。

真っ白いギブスをはめて、松葉杖の痛々しい姿で、登校したのは漸くランチの時間です。先生は花子ちゃん支援システムを準備して待っていてくれました。花子ちゃんのspecial aidとして、ボランティアで名乗り出てくれたたくさんのクラスメイトの中から、花子ちゃんが大好きなクレアとレイチェルを指名してくれて、花子ちゃんは大喜びです。学校は、もちろんバリアフリーですが、エレベーターには子供だけでは載っていけないことになっているので、花子ちゃんの日課に合わせて、school aidがお世話をしてくれます。親の出番は送り迎えだけで、拍子抜けです。正に、アメリカのボランティア精神の真骨頂で、花子ちゃんの一挙一動を皆が見守り、争って手を出そうとしてくれます。その中で、手を貸してもらったら心から感謝の気持ちを伝えること、自分でできること、できないこときちんと見極めて、甘えすぎず突っ張りすぎず過ごすこと、花子ちゃんは学んでいます。どちらかというと、一匹狼で、いつも肩で風切るように走り回っている花子ちゃんには、とてもよい経験となりました。

残念だったのは、サッカーリーグ、バスケットリーグをgive upしなければならなかったことと、エリス・アイランドへのfield tripを断念しなければならなかったことです。今、social studiesでは移民について学んでいて、移民管理局があったエリス・アイランドの博物館見学はその山場の一つだったのです。暖かくなったら、家族で行こうということで、渋々あきらめたようです。それから、寒いこの地域の冬の唯一の楽しみであるスキーも今年は残念ながらいけません。そうすると他にはやることなくなっちゃうんですよね。

「なんだそりゃ。」と思ったのは、「花子ちゃんは足の骨を折って、アメリカ人のお友達に優しくしてもらっている。花子ちゃんはラッキーだ。」と花子ちゃんに繰り返し言いに来る日本人の女の子。「気にするな。」と言ったって、本人はいろんなこと犠牲にして、ラッキーだなんてこれっぽっちも思っていないのに、毎日、顔を合わせる度に言われて相当気がめいったらしく、親が取り合わないのでとうとうスクール・カウンセラーに相談に行き、その子を入れた3人で話をしてもらったのだそうです。本人が最後には「ジェラシーだった。」と認めて一件落着したのだそうですが、つくづく、日本人社会っていうのは異質なものに対して厳しいなぁ、と、まあ、うんざりした次第です。